PileExplorer 開発履歴 Ver. 5.1.117 2021/9/7 PE起動直後の地盤条件シートがクリアな状態になっていない(サンプル データが入力されている状態になっていた)不具合を修正しました。 ダウンロードのお手間を取らせてしまい申し訳ございません。 鈴木 Ver. 5.1.116 2021/8/27 1. BCJ評定FD0141-06 の表記へ更新しました。 更新箇所は計算書の以下5シートです。 「1」シート 「4A」シート 「4B」シート 「4A個別」シート 「4B個別」シート また、今回より BCJ評定FD0141-04 の算定は廃止となりました。 これに伴い、以前保存した評定04のファイルは、06ファイルとして開か れ、再算定が必須となります。 なお、今回のバージョンアップでは、表記の更新のみで、算定に関わる 更新はございません。 2. ヘルプメニューから開く評定書を 06 に更新しました。 3. Ver. 5.1.108 で計算書の表下部の注記を変更しましたが、集計シート でも同様に変更しました。 旧「 * 上杭が特注品となる場合があります。」 新「 * 上杭の杭頭部が引抜き対応タイプの仕様になります。」 Ver. 5.1.113 2021/5/31 1. パイルキャップコンクリートのコーン破壊について、これまでは算定前 にのみチェック機能が動いていましたが、パイルキャップコンクリート に関わる条件を変更した場合は、算定後であっても自動的にチェック機 能が動くようになりました。 2. 杭諸元データの注記などを更新しました。 3. N-Mデータシート内に記されているグラフにて、凡例の誤りを修正しま した。これは、データシート内の見た目の修正であり、PEの計算には 影響しません。 4. 計算書内の規準類の年代を最新に更新し、また、文字の訂正を行いまし た("基準"を"規準"へ)。 ・建築基礎構造設計指針,日本建築学会,2001.10 ・鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説,日本建築学会,1999.11 ↓ ・建築基礎構造設計指針 日本建築学会,2019.11 ・鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説 日本建築学会,2018.12 Ver. 5.1.109 2021/4/16 杭条件シートの全表示ボタン(オートフィルター解除ボタン)が使用でき ない不具合を修正しました。Ver. 5.1.108で混入した不具合でした。 Ver. 5.1.108 2021/4/12 1. 杭条件シートでフィルタ機能を使用したまま算定条件シートに移動した 場合、算定条件シートに参考として表示されているパイルキャップ重量 にもフィルタが反映された値が表示されていましたが、フィルタを反映 しない合計値を表示するよう修正しました。 2. 杭条件シートで長期軸力およびパイルキャップ重量の合計値に、柱数で 指定している行以外の値を加算されないように修正しました。 3. 杭条件シートで「継杭本数」の合計値は、「杭本数」を掛けた合計値と なるように修正しました。 4. N-MデータとN-Qデータの取り込みにおいて、コピタの新しいデータ書式 に対応しました。具体的には、以前までは、データとなる各表に1から 順番に番号を割り当てるルールとなっておりましたが、番号を歯抜けに 割り当てても、必ず1〜99までの99個を探し、見つかった表を全て取り 込む仕様としました。 5. 計算書「4.4(2)5)」シートの表下部の注記を次のように変更しました。 旧「 * 上杭が特注品となる場合があります。」 新「 * 上杭の杭頭部が引抜き対応タイプの仕様になります。」 6. 杭条件シートの「通り名」が各柱で重複していた場合は、杭配置が正し く出力できないので、アラートでお知らせするようにしました。 7. 地盤変位分布を自分で設定する際に、地盤変位の最大深度が杭先端深度 よりも浅い場合は算定ができないので、アラートでお知らせするように しました。 Ver. 5.1.101 2021/3/2 1. 引抜き抵抗用鋼棒によるパイルキャップコンクリートのコーン破壊に関 するチェック機能が追加されました。通常はこれらを意識して設計する 必要はございません。PEは算定ボタンをクリックした時に自動的に照査 を行い、パイルキャップのコーン破壊の可能性がある場合には、算定前 にエラーメッセージを表示します。エラーメッセージが表示された場合 は、その内容に応じてパイルキャップ寸法や引抜き鋼棒の長さや本数を 再度設計しなおしてください。詳しくは、ヘルプメニューの「F.T.Pile 構法 コーン破壊関連資料を開く」をご参照ください。 2. N-MデータとN-Qデータの取り込みにおいて、コピタの新しいデータ書式 に対応しました。 Ver. 5.1.001 2020/4/8 地盤変位の変位分布を自分で入力する場合において、深度構成が変位分布 専用に独立して自由に設定できるようになりました。 ※ PE5.1 は PE5.0 とは別のフォルダにインストールされますので、 次のデータをに自社用にカスタマイズしている場合は、 そのデータを PE5.1 にコピーしてからご使用ください。 ・杭断面諸元フォルダ ・杭N-M図フォルダ ・杭N-Q図フォルダ Ver. 5.0.035 2020/3/23 1. 杭伏図の作成時に色分け基準で「色なし」を選択した時に正しく作成でき ない場合がある不具合を修正しました。 2. N-MやN-Qデータを取り込んでいるライブラリーファイル(PE_Library.xls) が、N-MやN-Qデータを変更していなくても PE 起動時に更新されてしまう 場合がある現象を改善しました。 この現象は Windows10 や新しい Excel 等で発生しておりました。 ※今回のバージョンの初回起動時にはライブラリーファイルが必ず更新さ れます。その後、N-MやN-Qデータに変更がなければ更新されません。 3. 杭条件シートにおいて、杭本数が1本の柱では「杭の中心間距離」が不要 なため「杭の中心間距離」が未入力の場合は、入力が不要であることを表 す「---」を表示するようにしました。また、数値が入力されていても、 グレー色の表記となります。 4. 計算書の出力でエラーが出る場合がある不具合を修正しました。 5. 杭諸元内での杭種の登録数が1万種を超えると管理不能のエラーが出ます が、この制限値を1.5万種まで増やしました。 6. 計算書の「4.4(2)2)」シート228行目の単位の誤りを修正しました。 軸力(kN・m) → 軸力(kN) 7. 地盤条件シートの下端深度や層厚の入力時に動作が重くなる現象を解消い たしました。 Ver. 5.0.024 2019/7/4 1. 計算書の出力で、応力解析結果の相関関係 (4.6図シート) のグラフが正 しくプロットされない場合がある不具合を修正しました。 2. 断面算定シートの相関図グラフで、登録されていない識別名称の杭を表示 した時に、グラフや表の項目名などが正しく表示されない不具合を修正し ました。 Ver. 5.0.022 2019/6/26 Excel2007 で起動させた時に「非表示モジュール内でコンパイルエラーが 発生しました:Module1」のエラーメッセージが出て起動できなかった不 具合を修正しました。 Ver. 5.0.021 2019/6/3 1. 前回のリリースで、上書きバージョンアップを行った場合に算定でエラー が発生してしまう不具合を修正しました。 2. 個別剛床モードにて、杭条件シートに配置されていた「各グループの水平 力設定」ボタンサイズが極端に小さくなっていた不具合を修正しました。 これは、Ver. 5.0.003で修正していたつもりでしたが、完全ではありませ んでした。 Ver. 5.0.020 2019/5/31 ※このバージョンではPEを一旦アンインストールしてからインストール を行ってください。アンインストールを行わないと、算定でエラーが 発生します。 1. 一部のパソコンで算定処理速度が異常に遅くなる問題を修正しました。 2. ユーザーズマニュアルをPE5.0に合わせました。 (杭中心間距離、埋込み長さなど) 3. 応力グラフのモーメント、せん断、変位、の折れ線グラフに丸いプロット 点が出てしまう場合がある不具合を修正しました。 ※前回の修正が完全ではなかったため再修正です。 Ver. 5.0.016 2019/4/16 1. 計算書にて、引抜き鋼棒の「鋼棒の有効長さ Ls」に、次のような注釈を 追加しました。 「有効長さは、鋼棒の全長から20mm(鋼棒両端にあるボタンヘッドの厚み) を差し引いた値とする。」 2. 計算書にて、解析定数一覧の「基準水平地盤反力係数 kh0」に、次のよう な注釈を追加しました。 「杭頭から25cmの範囲の基準地盤反力係数を示す。25cmの区間に複数の 地層が存在する場合は、各地層の基準地盤反力係数の平均値(各地層の 支配長さに応じた加重平均値)を示す。」 3. 個別剛床モードにて、杭条件シートで「実行フラグ」ボタンを押すと 「通り名設定」ボタンが消えてしまう不具合を修正しました。 4. 応力グラフのモーメント、せん断、変位、の折れ線グラフに丸いプロット 点が出てしまう場合がある不具合を修正しました。 5. 計算書の「表4-6-1 応力解析結果 ( 各杭径 )」にて、各杭種毎にまとめ られる表の上部に出力される「モーメントの判定」と「せん断力の判定」 が常にOKとなっていた不具合を修正しました。 これは、もともと、計算書は全ての判定がOKの時しか出力できなかったた め、スピードを優先し、判定結果を反映せず必ずOKとしていたためです。 Ver. 5.0.009 2019/2/6 1. 杭条件シートの「杭頭の埋込み深さ」の初期値を100mmに変更しました。 2. 水平地盤反力係数シートの8個のグラフで、N値・α・β・E0の値が、指定 した深度位置の値ではなく、常に杭頭位置での値を表示していた不具合を 修正しました。 Ver. 5.0.007 2019/1/15 1. 計算書での評定番号が旧番号のままになっている箇所(「4B」シート、 「4A個別」シート、「4B個別」シート)がありましたので修正しました。 2. セルの右クリックで表示されるメニューを一部改善しました。 また、これに関連してコピー&ペーストでの挙動の仕様を変更し、外部で 常駐しているクリップボードなどのプログラムとの衝突を改善しました。 Ver. 5.0.004 2019/1/8 計算書の「4.6(2)表」シート(表4-6-2 パイルキャップのせん断力に対 する検討結果)において、表が複数ページにまたがってしまう場合に項目 セルが欠けてしまう不具合を修正しました。この不具合は PE5.0 以降か ら発生しておりました。 Ver. 5.0.003 2018/12/28 個別剛床モードにて、杭条件シートと算定条件シートに配置されていた 「各グループの水平力設定」ボタンサイズが極端に小さくなっていた不 具合を修正しました。 Ver. 5.0.002 2018/12/21 1. 2本杭で算定した時に杭頭接合部の短期許容せん断力Qaが「条件エラー」 となる不具合を修正しました。 2. 計算書での評定番号が旧式のままになっていましたが新しい番号に修正 しました。 Ver. 5.0.001 2018/12/19 BCJ評定FD0141-05 に一部対応いたしました。 Ver. 4.2.001 2017/5/24 杭条件シートにて、算定が終わった後に積雪荷重の係数を変更しても、 算定ウインドウを開くと「算定済み」のままになっており、再度算定する ことができない不具合を修正しました。 Ver. 4.2.000 2017/4/1 1. (一社)コンクリートパイル建設技術協会(COPITA)は、2017年4月1日 以降の新規物件の検討において、CPRCパイルの短期許容せん断力(算定に おいてFc85を上限とする)、および設計せん断力の割増係数(1.0→1.5)を 変更しました。PE Ver.4.2は、この変更を反映するものです。変更の詳細 については、COPITAのホームページ(http://www.c-pile.or.jp/copita/) をご参照ください。 2. 杭長の最小長さを1m→0.5mに変更しました。 Ver. 4.1.029 2016/12/19 断面算定シートの相関図グラフでグラフ更新ボタンを押したときに稀に 「実行時エラー'6' オーバーフローしました。」のエラーが出て停止し てしまう不具合を修正しました。このエラーは個別剛床で算定を行った 後に全体剛床に切り替えると発生することがありました。 Ver. 4.1.028 2016/12/7 計算書の出力で「表4-4-1 解析定数一覧」の2ページ目以降の表項目が 欠けて出力されていた不具合を修正しました。 Ver. 4.1.027 2016/11/11 杭条件シートの各柱で、杭本数を3本とした時に、パイルキャップ重量や パイルキャップ断面形状XとYの値によっては「実行時エラー'6' オーバ ーフローしました。」のエラーが出る場合がある不具合を修正しました。 Ver. 4.1.026 2016/10/19 1. 算定中にエラー発生により停止してしまう不具合を修正しました。 原因はエクセルの数値精度によるもので、地盤条件の層厚によって稀に 発生していました。(「実行時エラー'6' オーバーフローしました。」な どが表示されていました) 2. 個別剛床モードで算定後、集計シートでY方向の集計を行っても、 参考として表示している「杭頭モーメント(固定)」に常にX方向の値が 表示されていた不具合を修正しました。計算書も同様に修正しました。 3. 個別剛床モードで複数の剛床グループを設定し、地盤非線形オプション を2(1cmを超えたら考慮)に指定した場合に稀に正しく計算できなかった グループがあった不具合を修正しました。 Ver. 4.1.023 2016/9/6 杭条件シートの地盤データ名の入力文字列が日付に変換されてしまう 場合がある不具合を修正しました。 例えば、「4-1」を入力すると「4月1日」に変換されていました。 Ver. 4.1.022 2016/9/6 1. 地盤条件シートの地盤データ名やメモの入力文字列が日付に変換されて しまう場合がある不具合を修正しました。 例えば、「4-1」を入力すると「4月1日」に変換されていました。 2. インストールファイル(PE4.1.022.msiなど)を実行した際の最初の画面に 下記の注意書きを追加しました。 「バージョンアップが正しく行われない場合はPEをアンインストール (Windowsのコントロールパネルから)してから再度実行してください。」 Ver. 4.1.021 2016/7/12 1. 地盤条件シートで設定されていない「地盤データ名」を杭条件シートで 使用した場合に、条件データのエラーチェックに引っ掛からずに算定が 開始できてしまう不具合を修正しました(算定中に実行時エラーが出て 停止していました)。 2. 孔口標高に0m以外の値が入力されていた場合に、稀に実行時エラーが出 て停止してしまう不具合を修正しました。 Ver. 4.1.019 2016/4/20 計算書の表4-6-1 応力解析結果( 計算書.xls の 4.6シート )の一部の 安全率において、1未満であっても文字色が赤くならない不具合を修正 しました。 ※安全率が1未満の場合は通常は計算書を出力しません。それでも出力 したい場合は警告表示のあと継続操作にて出力する事ができます。 Ver. 4.1.018 2016/4/7 算定開始時に自動で行われる条件データのチェック機能で、地盤データ の最終深度内に杭先端が収まっているにもかかわらず「地盤データが 不足しています」のエラーが出てしまい算定できなかった不具合を修正 しました。この原因は孔口標高から杭頭レベルを単純に計算していた旧 バージョンの考え方でチェックしていたためです。 Ver. 4.1.017 2016/2/8 1. 引抜きを考慮した際の算定書出力において、杭頭端板の材質、厚さ、 ねじ径に予期しない値が出力される場合がある不具合を修正しました。 これは、杭断面諸元に杭頭端板の材質、厚さ、ねじ径、の項目列自体が 存在しない場合に発生していました。 2. PE起動時に稀にエラーメッセージが表示されて停止してしまう不具合を 修正しました。 エラーメッセージ 実行時エラー'-2147221404(80040064)' DataObject:GetText FORMATETC 構造体が無効です Ver. 4.1.015 2016/2/8 1. 算定ウインドウに表示される算定結果のせん断Qにおいて、安全率SFでの 照査結果が反映されていなかった不具合を修正しました。 2. 算定ウインドウの安全率SFを変更した際に即座に照査結果を更新できる ように更新ボタンを新設しました。 3. 地盤条件シートの地盤番号11以降に入力した地盤変位分布が使用できな かった不具合を修正しました。 Ver. 4.1.012 2015/12/9 計算書の「応力解析結果」(表4-6-1)の柱番号の並び順が昇順にならない 場合がありましたが、昇順になるよう調整いたしました。 ただし、この表での縦の並び順については次の優先順位となります。 1.杭符号 2.パイルキャップ符号 3.柱番号(今回新たに設けました。) Ver. 4.1.011 2015/10/6 1. SC杭の杭断面諸元に入力されている鋼棒の最大配置数を修正しました。 2. 杭断面諸元、杭N-M図、杭N-Q図、のファイルをExcel2007形式ファイル (.xlsx)でも読み込めるようにしました。 Ver. 4.1.009 2015/9/17 1. 杭断面諸元のデータ数が合計で1000種類を超えた場合にエラーが出る 不具合を修正し、1万種類まで管理できるようにしました。 2. ユーザーズガイドにパイルキャップ断面の形状仕様を追加しました。 Ver. 4.1.008 2015/8/28 水平力0kNの柱を存在させた場合に、集計シートの配置図作成でブロック またはブロックチェックが正しく表示されない不具合を修正しました。 Ver. 4.1.007 2015/8/27 1. PE Ver.4.1用のユーザーズガイドを同梱しました。 PEのヘルプメニューから参照できます。 2. 計算書に積雪荷重の値が出力されていなかった不具合を修正しました。 3. 積雪荷重の係数の初期値を0.7ではなく0.35に変更しました。 Ver. 4.1.004 2015/8/19 1. 上杭にSC杭以外の杭を設定して算定を行った時に鋼管厚さの警告が出て しまう不具合を修正しました。 2. 計算書の出力において、表4-4-3杭符号一覧の杭頭端板材質の列にねじ径 の値が出力され、また、ねじ径の列に材質の値が出力されていた不具合を 修正しました。 Ver. 4.1.002 2015/8/6 ※PE4.1のリリースとなります。 ※PE4.1のマニュアルはまだ準備できておりません。 ※PE4.0との共存が可能です。PE4.1はPE4.0とは別にインストールされます。 1. 地盤条件シートで地盤データが20個まで入力できるようになりました。 2. 設計基準レベルが設定できるようになりました。 杭頭レベルは設計基準レベルからのレベルとなります。 3. 杭径と本数からパイルキャップ寸法が自動で割り出せるようになりました。 4. パイルキャップ体積重量が自動で割り出せるようになりました。 5. 算定ウインドウで安全率を設定しながら算定できるようになりました。 6. 集計シートの杭リスト(杭種類の集計シート)がF.T.Pile構法協会準拠の リストとなり、継杭が縦方向から横方向へ並ぶスタイルとなりました。 7. 杭伏図のパイルキャップの色分けが自分で設定できるようになりました。 Ver. 4.0.054 2015/6/23 剛接合タイプを設定した柱に引抜き力が掛かる場合、集計シートが正しく 集計できなくなる不具合を修正しました。 Ver. 4.0.053 2015/5/8 最大抵抗モーメントMmaxの算出で補正係数ηの式の第2項の1.01を1.0に 修正しました。 Ver. 4.0.052 2015/4/28 1. 断面算定シートの相関図グラフの凡例において、杭識別名称が長い場合に 凡例ボックスに収まらない不具合を修正しました。 ただし、全ての系列が長い名前の場合、全ての系列を表示する事はできま せん。3系列くらいは大丈夫です。 2. 断面算定シートの相関図グラフのプロット線が、まれに太いギザギザ線に なってしまう不具合を修正しました。 3. 個別剛床モード時の杭条件シートの「各グループの水平力設定」シートに おいて、X方向22番目の水平力(Hall2)関数がほかの関数と異なっていた 不具合を修正しました。 4. 非線形性ウインドウで作成する杭頭接合部の回転ばねシートにおいて、 保存データの読込直後に正しく表示されなかった不具合を修正しました。 Ver. 4.0.048 2015/2/3 算定条件シートの「地盤変位の原点」に「杭先端」をセットして算定を 開始するとエラーが発生してしまう不具合を修正しました。 ( この不具合は前回の更新時に混入していました。) Ver. 4.0.046 2015/1/22 昨日リリースしたPEで保存したファイル(Ver. 4.0.045で保存)が開けない 不具合を修正しました。(保存は正常に行われております。) Ver. 4.0.045 2015/1/21 1. 杭条件シートのパイルキャップコンクリートの弾性係数とポアソン比にお いて、日本建築学会2010RC指針に準じた式で算出された値を代入する機能 を追加しました。シート上に設けたボタンをクリックすることで自動で 代入されます。また、準じた値と異なる値が入力されている場合は文字色 が自動でピンクに変化し、準じた値と同じ場合は自動で黒に変化します。 2. 計算書の「解析定数の一覧」(表4-4-1)にパイルキャップコンクリートの 設計基準強度Fcと弾性係数Eを出力するようにしました。 3. 計算書の「解析定数の一覧」(表4-4-1)の初期回転剛性K0は4方向中の最大 値を出力するようにしました。 (今までは代表としてX-LR方向の値を出力していました。) 4. 計算書に出力される「軸力-許容せん断力関係図」の下側に表示される 注釈文字が重なって表示される不具合を修正しました。 (Excel2007以降で発生していました。) 5. 個別剛床モードの算定において、柱脚の条件に「ピン」をセットした場合 は杭頭接合法によらず「ピン」で計算するはずでしたが、杭頭接合法に 「剛接合タイプ」をセットした場合に限り「ピン」ではなく「剛接合タイ プ」で計算されてしまう不具合が発見されましたがこれを修正しました。 6. 応力グラフの地盤変位グラフに表示されるN値の深度位置が正しい位置に 表示されない不具合を修正しました。 グラフでの深度はメートルの整数で表されているため少数の場合は丸めて 表示されていました。 解決策として深度メートルを少数第一まで表示するようにしました。 計算結果や内部には問題はございません。 Ver. 4.0.038 2014/9/24 1. 非線形性ウインドウで作成する杭頭接合部の回転ばねシートにて (1)グラフの凡例が正しく表示されない不具合を修正しました。 (2)パイルキャップの弾性係数とポアソン比の表示形式を変更しました。 2. Excel2010で起動した時にキーボードのNumLockランプが消えてしまう場合 がある不具合を修正しました。 3. SC杭の引抜きタイプに照査機能を追加しました。 算定開始ボタンを押すと自動的に照査し、NGの場合は警告メッセージを 表示し、算定を中止するか続けるかを選択できます。 照査対象となるのは次のPE標準SC杭のみです。 (1)Fc80, SKK400/STK400 (2)Fc80, SKK490/STK490 (3)Fc105, SKK400/STK400 (4)Fc105, SKK490/STK490 照査項目は次の5項目です。 @杭径φ400以上かを照査します。 A引抜き鋼棒が規定の本数以上かを照査します。 B引抜き鋼棒が規定の本数以下かを照査します。 C引抜き鋼棒が規定の配置距離Dsと同じかを照査します。 D内かぶりが15mm以上確保されているかを照査します。 内かぶり = { 杭径 - ( Ds + 鋼棒径 ) } ÷ 2 鋼棒径 φ11-A種、φ11-C種 = 11mm SNR490-M16〜SNR490-M48 = 16mm 〜 48mm Ver. 4.0.035 2014/5/27 1. 杭先端深度が異なる杭を併用している基礎で、算定条件シートの「地盤変 位の原点」を「杭先端」に設定した場合の警告文章を変更しました。 変更前 【算定条件】地盤変位の原点が 2 ( 杭先端 ) に設定されていま すが、杭先端深度が異なる杭を併用している場合は、一番深い杭 先端深度が原点(変位ゼロ)となり、それ以浅の杭先端の変位はそ の原点からの相対変位になります。(全ての杭先端の変位がゼロ になるわけではありません。)このような基礎は推奨しません。 処理を中断してもよろしいですか? 変更後 【算定条件】地盤変位の原点が 2 ( 杭先端 ) に設定されていま すが、杭先端深度が異なる杭を併用している場合は、一番深い杭 先端深度が原点(変位ゼロ)となり、それ以浅の杭先端の変位はそ の原点からの相対変位になります(全ての杭先端の変位がゼロに なるわけではありません)。地盤変位の原点は1(工学的基盤面) を推奨しますが,処理を続行しますか? 2. 上記1.において、「はい」ボタンをクリックで処理を続行するように変更 しました。 3. PEを管理者(Administrator)権限でインストールしなかった場合に、PEの インストール先が不定となってしまう場合があるため、インストール画面 に管理者権限でインストールして頂くための注意書きを追加しました。 Ver. 4.0.032 2014/5/13 1. パイルキャップコンクリートの許容せん断応力度の計算式を、旧RC基準 (1999)から現行RC基準(2010)へ変更しました。 旧RC基準(1999)  min[Fc/30,(0.5+Fc/100)] ↓ 現行RC基準(2010) min[Fc/30,(0.49+Fc/100)] 2. 計算書に出力されるパイルキャップコンクリートの許容せん断応力度の 表記式も変更しました。( 計算書.xls の 4.6(2)シート の セルU31 ) Ver. 4.0.030 2014/4/24 1. Windows8へ対応しました。 2. 集計シートウインドウの算定結果タブで集計されるモーメントとせん断力 は絶対値で表示されていますが、その事を分かりやすくするためシート上 部に青文字で注釈を付けました。 3. 杭先端深度が異なる杭を併用している基礎で、算定条件シートの「地盤変 位の原点」を「杭先端」に設定した場合の警告文章を変更しました。 変更前 【算定条件】地盤変位の原点が 2 ( 杭先端 ) に設定されていま すが、杭先端深度が異なる杭を併用した基礎には推奨しません。 処理を中断してもよろしいですか? 変更後 【算定条件】地盤変位の原点が 2 ( 杭先端 ) に設定されていま すが、杭先端深度が異なる杭を併用している場合は、一番深い杭 先端深度が原点(変位ゼロ)となり、それ以浅の杭先端の変位はそ の原点からの相対変位になります。(全ての杭先端の変位がゼロ になるわけではありません。)このような基礎は推奨しません。 処理を中断してもよろしいですか? 4. PE起動時にソフトが無反応になる不具合を修正しました。この不具合は諸 条件が重なった場合にのみ発生し、通常の起動方法では発生しません。 5. 杭断面諸元ファイル、杭N-M図ファイル、杭N-M図ファイル、の中で設定す る「杭種名称(PN)」と「識別名称(CN)」には24文字の文字数制限がありま すが、この制限がわかりにくいので、ユーザーズガイドや杭条件シートへ 制限を記載するようにしました。 Ver. 4.0.025 2014/4/15 1. 杭条件シートのメモ列の上にある「算定フラグ」ボタンを「実行フラグ」 へ表記変更しました。 2. 個別剛床で算定した際に、断面算定のMN曲線で固定Yのマーカーが「赤 いひし形」ではなく「線」になってしまう不具合を修正しました。 (Excel2010以降で不具合が確認されました。) 3. 個別剛床の「各グループの水平力設定」ウインドウでグループ毎の参考値 基礎重量が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました。 4. ユーザーズガイドの細かい訂正箇所を更新しました。 Ver. 4.0.021 2014/3/26 1. 杭条件シートへのデータ貼付け(コピーペースト)でエラーが発生する現象 を修正しました。Excel64ビット版で発生していました。 2. Excel2013へ対応しました。Excel2013 の 32ビット版と64ビット版の両方 でご使用いただけます。 3. PE起動時に独立したタイトルウインドウを表示するようにしました。PEが 使用可能な状態になるまでタイトルウインドウが表示され続けます。 4. 期限更新のウインドウ内にサポート窓口のメールアドレスを表示し、手続 きがスムーズに進められるよう改善しました。 Ver. 4.0.017 2014/2/19 1. 個別剛床モードで算定している場合に、集計シートの杭配置図において 配置図が正しく作図されなかった不具合を修正しました。 また、その配置図のセルのコメント欄に表示されるはずの各応力の安全率 も表示されていませんでしたが修正しました。 2. 杭条件シートと集計シート(算定結果タブ)の印刷余白を調整しました。 この二つのシートは普段は印刷する必要はありませんが、印刷する場合を 考慮して修正しました。 3. 同一プロジェクト内で引抜き鋼棒のA種とC種を混在させて算定することは できませんが、その時のエラーメッセージに混在させてはいけない理由も 表示するようにしました。 修正前「引抜き鋼棒 鋼棒種別でA種とC種が混在しています。 どちらかの種別に統一してください。」 修正後「引抜き鋼棒 鋼棒種別でA種とC種が混在しています。 取り違いミスを避けるため種別を統一して設計してください。」 Ver. 4.0.014 2014/1/31 集計ウインドの杭配置タブで、作図モードをブロックチェックやブロック モードにした場合に正しく作図できない不具合を修正しました。 この不具合は Ver. 4.0.013 で混入していました。 Ver. 4.0.013 2014/1/31 1. 算定終了後にパイルキャップコンクリートの面積または設計基準強度Fcの みを変更した場合は、再度算定を行わなくても許容回転角が自動で更新さ れるようになりました。これにより、集計シートを更新するだけで更新後 の許容回転角で照査が行われ、結果が出力されるようになりました。 2. 杭伏図をプレビュー表示や印刷した際に、凡例や杭符号等の文字列の一部 が欠けてしまう場合がある不具合を修正しました。 3. ヘルプメニューから呼び出せる評定書と評定報告書のPDFファイルを以前 よりも高解像度でスキャンしたものに差し替えました。 4. 計算書の原紙となるエクセルファイル内の許容摩擦係数μaの値が「0.3」 となっていましたが、違和感があるため「0.2」へ修正しました。 計算書が出力される際は PE の杭条件で設定されているμa値(通常は0.2 としていると思います。)で書き換わるため、間違って出力される事はあ りませんでした。 Ver. 4.0.010 2014/1/24 メニューバーから「ファイル」→「終了」を実行した時に「実行時エラー '13' 型が一致しません」のエラーメッセージが出ていた不具合を修正し ました。 Ver. 4.0.009 2014/1/22 旧評定で算定されたデータを読み込んでも旧評定モードに切り替わらない 場合がある不具合を修正しました。 Ver. 4.0.008 (PE4一般公開開始) 2014/1/10 1. 計算書内で、Mmaxの「最大曲げモーメント」を「最大抵抗モーメント」へ 表記変更しました。 2. 評定書(BCJ評定FD0141-04)と評定報告書のPDFファイルをヘルプメニュー から呼び出せるようにしました。 Ver. 4.0.006 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/12/18 1. ユーザーズガイドをVer.4に合わせました。 2. 計算書の間違い箇所を修正しました。 Ver. 4.0.004 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/12/10 1. 杭条件シートの引抜き鋼棒の入力列に表示されている評定モードの番号が 連動せず、引張耐力が半分で計算されていた不具合を修正しました。 2. 計算書が新しい評定の設計施工指針に対応しました。 Ver. 4.0.002 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/11/13 θac(パイルキャップのひび割れで決まる許容回転角)の計算でNcを絶対値 で計算していなかったミスを修正しました。 Ver. 4.0.001 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/11/08 BCJ評定 FD0141-04-設計施工指針【暫定版】の計算に対応しました。 Ver. 3.5.019 2013/10/29 1. 杭配置集計シートで、しきい値による高度な色分け機能を使用した場合に 青と緑の区別をつけやすくするため緑色に下線を付けるようにしました。 (赤とピンクの区別では、以前からピンクに下線を付けていました。) 2. 個別剛床モードで計算書を出力する際、水平力を直接入力している場合は 「表4-2-1 設計用水平力一覧」の1階柱脚の層せん断力や重量などがバー 表示となり、第三者から見た場合に、水平力をどのような計算で求めたか が不明なめ、表の下に「※水平力の算定は外部算定による」を表記するよ うにしました。 Ver. 3.5.017 2013/10/28 1. 断面算定シートの相関図グラフに、実行フラグで水平力非分担に設定した 杭のモーメント値がプロットされないようにしました。 いままでは、水平力非分担の杭のモーメント値として、無関係な杭のモー メント値がプロットされていました。 2. 算定結果の集計シートでオートフィルター機能が使用できない状態になっ ていた不具合を修正しました。(Ver.3.5開発中に混入した不具合です。) Ver. 3.5.015 2013/10/25 算定ウインドウなどの表示位置が記憶されない不具合を修正しました。 算定ウインドウなどの表示位置は、ソフト終了時に PE.iniファイルへ記 録され、次回起動時にその表示位置が自動的にロードされる仕組みとなっ ておりますが、不具合によりPE.iniファイルへの読み書きが行われていま せんでした。 Ver. 3.5.014 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/10/12 1. 杭条件シートの実行フラグ列の表示/非表示切替で、ひとつでも1以外が 設定されている場合は非表示にできないようにしました。 2. 杭条件シートの色分け機能で、フィルターを掛けた状態で色付けを行うと 非表示セルにも色が付いてしまう不具合を修正しました。 3. 断面算定シートの軸力-許容曲げモーメント相関図で、個別剛床モードで 算定した場合に、杭頭固定での参考値がX方向しか表示されていませんで したがY方向も同時に表示できるようにしました。 Ver. 3.5.011 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/9/4 1. 加力方向の並び順番を変更し、他社ソフトで広く一般的に採用されている 順番に合わせました。Y方向の矢印文字も逆方向に変更しました。 ※過去物件ファイルの読み出しは自動的に新しい並びで展開されます。 旧: @X-RL(←)、AX-LR(→)、BY-RL(↑)、CY-LR(↓) 新: @X-LR(→)、AX-RL(←)、BY-LR(↑)、CY-RL(↓) 2. ファイル読み出しで、杭条件シートの各加力方向に設定した矢印文字が読 み込まれなかった不具合を修正しました。(常にデフォルトでした。) 3. 個別剛床モード時の杭条件シートの「柱脚の条件」に規定外の値を入力し た場合に、エラーメッセージでは「柱脚の固定度」と表示されていました が「柱脚の条件」へ修正しました。 4. 個別剛床モードで算定後、杭条件シートの「剛床グループ設定」を変更し ても算定済みのまま変化しなかった不具合を修正しました。 5. 計算書に杭伏図を出力する場合は、加力方向毎だけではなく、最終形の杭 伏図も今まで通り出力するようにしました。(設計WGでの要望) Ver. 3.5.006 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/9/2 1. 個別剛床モード時の杭条件シートの「柱脚の固定度」を「柱脚の条件」へ 名称変更しました。(設計WGでの要望) 2. 個別剛床モード時の「個別剛床モード」の文字色が薄くて見えづらいため 濃い目の色に変更しました。(設計WGでの要望) 3. 杭条件シートの色分け機能を呼び出す際に、セル上で右クリックをしても 色の選択メニューが一瞬しか表示されず使用不可能であった不具合を修正 しました。 (Excel2010環境でのみ発生) 4. 個別剛床モードを選択していても、全体剛床モードの水平力を入力しない と算定がスタートできなかった不具合を修正しました。 (個別剛床モード時は、全体剛床モードの水平力入力は不要としました。) 5. 配置図が表示されない不具合を修正しました。 (Excel2010環境でのみ発生) Ver. 3.5.001 (F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定試用版) 2013/8/20 1. 剛床仮定が成り立たない基礎形式(基礎梁が無い場合など)を「個別剛床 モード」として対応しました。従来の剛床仮定は「全体剛床モード」とな り、モード切り替えが可能になりました。 2. 加力方向によって水平力負担柱本数が異なる場合や、フレーム毎の水平力 検討を出来るようにするため、柱毎の水平力負担・非負担の実行フラグが 設定できるようになりました。 3. チェックを容易にするため柱番号毎に色分けができるようになりました。 (メモ列と上杭の識別名称列のみ。)フィルターを掛けて色を付けること もできます。なお、色分けデータは物件データとして保存されます。 4. メニューシートの「タイトル」を「プロジェクト名」へ表記変更しまし た。 5. 「グループ番号」の意味合いが変わりました。柱番号を指す意味で表記し ていた「グループ番号」は「柱番号」へ表記変更し、「グループ番号」は 個別剛床モード時の柱グループを指す意味で使用することになりました。 6. ヤング係数Esを変更しました。 φ11-A種 φ11-C種 (変更前)205,000→(変更後)200,000 SNR (変更前)210,000→(変更後)205,000 Ver. 3.4.003 2013/2/27 1. 集計操作ウインドウの「杭種類」タブで、「杭頭のモーメントとせん断力 の最大値を表示する」チェックボックスをONにした場合に表示される杭頭 モーメントと杭頭せん断力が正確に表示されない場合がある不具合を修正 しました。 2. PE を初めて起動した時には N-M データと N-Q データの取り込み処理が 自動的に開始されますが、処理中にパソコンに触れると正常に取り込めな い恐れがあるため、処理中のウインドウに「処理中はパソコンに触れない でお待ちください。」の注意を表示するようにしました。 Ver. 3.4.001 2013/2/4 1. Excel2010 の 64 ビット版に対応しました。 2. Windows7 へのインストールがクリックだけで簡単に行えるようになりま した。 3. 地盤条件シートの深度や層厚の入力で、極稀に層厚の少数ケタが多くなっ てしまい、算定を開始すると「実行時エラー'6' オーバーフローしました 。」のエラーメッセージが出て算定が停止してしまう不具合を修正しまし た。 4. 算定条件シートの初期値がユーザー設定できるようになりました。 設定は PE プログラムが保存されているフォルダ内の PE.ini ファイルへ の記述で行います。詳しくはユーザーズガイド「21. 構成設定ファイル」 のページをご参照ください。 Ver. 3.3.046 2012/12/19 1. 杭条件シートで設定した加力方向名を応力配置図へ反映されるようにしま した。 2. 杭条件シートの2列目にある「柱位置」を「メモ」へ変更しました。 「メモ」は算定結果には全く影響しません。ユーザー自身のメモとしてご 使用ください。「柱位置」は Ver.3.3.001(2012/3/5)に新設された「通り 名X方向」と「通り名Y方向」へ置き換わっており、今回はその準備期間を 経て廃止といたしました。 3. ツールメニューのオプションから杭条件シートの分割位置を変更できます が、位置の指定を「固定や分割をしない」、「メモで固定」、「通り名で 固定」、「杭頭接合法で固定」、「分割位置を手動で調整」の5種類へ変 更しました。初期値は「メモで固定」です。 Ver. 3.3.043 2012/11/20 1. 計算書に応力配置シートを出力するように設定すると、出力中に「コンパ イルエラー」で停止してしまう不具合が発生する場合がありましたが、 これを修正しました。 2. 計算書出力中に表示される青い進捗状況のバーが消えてしまう場合がある 不具合を修正しました。 3. 計算書に出力した杭伏図の凡例文字列の右側が一部掛けてしまう場合があ る不具合を修正しました。 Ver. 3.3.040 2012/11/19 1. 計算書に杭伏図が出力できない不具合を修正しました。 2. 計算書に応力配置シートを出力する際は、杭頭モーメントと杭頭せん断力 の二つのシートを出力するようにしました。前バージョンでは、集計操作 ウインドウで選択されているどちらか一方のシートのみが出力されていま した。 Ver. 3.3.038 2012/11/12 1. 集計シートに「応力配置」シートを追加しました。このシートでは、杭配 置のブロック図と同じような配置図上に、杭頭のモーメントやせん断力を 表示する事ができます。また、このシートの表示内容をそのまま計算書に 挿入させる事もできます。 2. 集計操作ウインドウの杭配置タブで「集計更新」ボタンを押した時に数秒 から数十秒間停止してしまう現象が起こらないように改善しました。 この現象は Excel2010 を使用している時に発生する場合がありました。 3 .集計シートで杭伏図が作図されない場合がありましたが(杭符号やパイル キャップ符号が空白の場合に発生)作図されるように改善しました。 この現象は Excel2010 を使用している時に発生する場合がありました。 4. 集計操作ウインドウで集計更新中は、誤動作を防ぐために集計更新ボタン を押せないようにしました。 5. 集計操作ウインドウの全てのタブの全ての設定内容を .peファイルに保存 するようにしました。これにより、物件ファイルを読み込むと集計操作ウ インドウの設定内容も復元されます。 6. グラフ操作ウインドウ(応力分布、断面算定、非線形性のいずれも)でグラ フ更新中は、誤動作を防ぐためにグラフ更新ボタンを押せないようにしま した。 7. 計算書「4.5表」シートの出力で、グループ数が50、104、158、212、など の物件の場合(印刷ページの最下行と同じグループ数の場合)に、各加力方 向の最後に空白のページが挿入されてしまう不具合を修正しました。 8. 計算書「 4.4(2)3)S1A」シートのセルP15の項目名が「有効長さ」となっ ていましたが「全長」の値が表示されていたため、有効長さが表示される ように修正しました。 9. 計算書「4.4(2)5)」シートのセルR11「長さ」を「全長」へ表記変更しま した。杭条件シートの全長Laとあわせた表記です。 10.計算書に出力される杭配置図がカラーでも出力できるようになりました。 集計操作ウインドウで設定した色で出力されます。 いままでは白黒で出力されていましたが、今後は基本的にはカラー出力と なります。 11.杭種類の集計シートで、引抜き鋼棒の「長さ」を「全長」へ表記変更しま した。杭条件シートの全長Laとあわせた表記です。 12.杭種類の集計シートで、各杭符号毎に最大杭頭モーメントと最大杭頭せん 断力を表示できるようにしました。表示単位は、柱単位、または、杭1本 当り、のどちらか一方を選択できます。 13.パソコンの環境により、PE起動時「実行時エラー'70':書き込みできませ ん。」のエラーメッセージが稀に表示される不具合を修正しました。 Ver. 3.3.025 2012/9/12 データ保存時のファイル名の拡張子を大文字の.PEにすると正常に保存さ れない不具合が発生していましたが、これを修正しました。 Ver. 3.3.024 2012/9/4 1. 杭条件シートの基礎重量合計は切り上げ表記ですが、算定条件シートの基 礎重量合計の参考値は四捨五入でしたので、切り上げに統一しました。 2. 応力分布ボタンを押したとき、または、グラフ操作ウインドウのグラフ選 択タブ内でグラフ選択作業中にエラーが出てしまう不具合が発見されまし たが、これを修正しました。 Ver. 3.3.022 2012/7/9 計算書を出力すると「「1.杭伏図」シートでエラーが発生しました。」の エラーメッセージが表示される場合がありましたがこれを修正しました。 Ver. 3.3.021 2012/6/25 杭配置シートのブロックチェックモードで、「安全率による色分け」を有 効にして「パイルキャップせん断力 pQ」のみチェックを入れて集計更新 をすると、安全率が0(空白)の赤文字表記になってしまう不具合を修正し ました。 この現象では、以後、「回転角 θ」や「曲げモーメント M」にチェック を入れても全て安全率0(空白)の赤文字表記のままでした。 Ver. 3.3.020 2012/6/21 前バージョン (Ver. 3.3.019) で算定を開始すると、「実行時エラー11、 0で除算しました。」というエラーが出て算定できない場合がありました が、これを修正しました。 これは、プログラムミスにより、パイルキャップのコンクリート強度FCを 必ず参照するようになっていたためです。空白のままだと上記エラーが発 生していました。 Ver. 3.3.019 2012/6/19 1. 杭配置シートの「安全率による色分け」機能で、下しきい値に1.0よりも 大きい値を設定できるようにしました。今までは1.0よりも大きい値を設 定しても結果には反映されませんでしたが、これは、1.0よりも大きい値 が設定される事は想定外だったため、1.0よりも大きい値の場合の処理は 入っておりませんでした。 今後は1.0よりも大きい値は設定できますが、下しきい値が1.0よりも小さ いか大きいかによって、配置図シートの凡例の色モードが自動的に変わり ます。安全率1以上、下しきい値未満の場合の色としてグレーが今回から 追加されました。 なお、下しきい値は、必ず全ての項目(θ、M、Q、pQ)で1.0よりも大きい 値、または、1.0よりも小さい値のどちらか一方で統一して設定してくだ さい。混合はできません。 例1(設定可能): θ=0.9、M=0.8、Q=0.7、pQ=0.6 例2(設定可能): θ=1.1、M=1.2、Q=1.3、pQ=1.4 例3(設定不可): θ=0.9、M=0.8、Q=1.3、pQ=1.4 2. 杭配置シートの「安全率による色分け」機能で、赤文字とピンク文字の区 別がつきやすいように、ピンク文字には下線を入れるようにしました。 3. PE を Excel2007 以上で起動した状態で計算書を出力した際に、地盤条件 シート(1.4シート)の2ページ目以降のグラフが1ページ目に重なって出力 されてしまう不具合を修正しました。この不具合は複数個の地盤データを 使用した際に発生します。地盤データを1つだけ使用している場合は発生 しません。 4. また、同ページの項目名の行で、上付き文字の 2 や 3 が欠けて表示され ていましたが、行の高さを大きくして欠けないようにしました。 5. PE を Excel2007 以上で起動した状態で計算書を出力した際に、地盤変位 シート(4.2(2)Aシート)のグラフが正しく出力されない不具合を修正しま した。 6. 杭条件シート2列目の「柱位置」は廃止予定となりました。これは、隣列 に「X方向」と「Y方向」が新設されたためですが、「柱位置」の項目名の コメント(赤い三角)に廃止予定であることが分かるように注意文章を追加 しました。 Ver. 3.3.013 2012/5/24 杭条件シートのオートフィルター機能が使用できない状態になっていまし たので修正しました。( Ver. 3.3.012 で混入した不具合です。) Ver. 3.3.012 2012/5/23 1. 杭条件シートに「引抜き鋼棒の引張耐力(kN)」列を追加しました。 2. 引抜き鋼棒を使用した時は計算書の「5)杭符号一覧」ページに「引抜き鋼 棒の引張耐力(kN)」を出力するようにしました。 3. 計算書出力ウインドウの設定状態をユーザーの好みに応じて初期値登録で きるようにしました。 4. 計算書の応力グラフに、初期状態では固定を表示しないようにしました。 表示させるには計算書出力ウインドウでONを指示します。 5. 重大なお知らせが発生した場合に備えて、PE起動時に「PEサポート窓口」 からのお知らせを表示できる機能を追加しました。 ただし、ネットワーク通信ができる環境で、かつ、バージョンアップのお 知らせ機能をONにしている場合のみです。※初期状態は機能OFFです。 Ver. 3.3.007 2012/5/8 1. 杭条件シートの全てのグループデータが保存されない場合がある不具合を 修正しました。この現象は、杭条件シートでオートフィルターを掛けたま ま保存すると起こる場合がありました。 2. 杭条件シートの内容に変更があるまま、未保存状態でPEを終了させようと した時に「保存されていませんがよろしいですか?」のメッセージが出な い場合がある不具合を修正しました。 3. 計算書の出力で杭伏図シートを印刷すると余分な空白ページも印刷されて しまう場合がある不具合を修正しました。 Ver. 3.3.004 2012/4/4 1. 配置図や杭伏図を表示するために必要なパラメータが不足している場合に 警告を表示するようにしました。 2. 杭伏図の描画位置やスケールを調整しました。 3. 杭条件シートで2000グループ目以降のセルにデータを貼り付けた場合に、 そのデータも物件ファイルとして保存してしまう不具合を修正しました。 Ver. 3.3.001(F.T.Pile構法既製杭協会正会員限定公開) 2012/3/5 1. 杭を配置図や伏図で確認表示できる機能を追加しました。 これにより、杭条件シートでの入力状況や集計シートの算定結果を視覚的 に確認する事ができるようになりました。 2. 計算書へ杭伏図が出力できるようになりました。 Ver. 3.2.037 2011/12/2 計算書の出力で応力解析結果の相関関係 (4.6図シート) が作成されない 場合がある不具合を修正しました。 Ver. 3.2.036 2011/12/1 1. 杭条件シートに入力した全てのデータをグループ数に関わりなくファイル に保存できるよう改訂しました。いままではグループ数で指定した数まで の杭データのみが保存される仕様でした。たとえばグループ数に10を入力 した場合は11番目以降のデータは保存されませんでした。 2. 算定条件シートの「杭分割の詳細設定」を有効にした場合にエラーが発生 して算定できない場合がある不具合を修正しました。このエラーは地盤条 件で入力した層厚の値によって発生する場合がありました。 3. 地盤条件シートのシートタブで地盤データ番号を切り替えた時に、E0の入 力列の文字色が切り替え前のシートの色から変化しなかった不具合を修正 しました。 4. 集計シートや計算書に出力される引抜きタイプの許容回転角θaが、指針 式の値ではなく高支持力杭に対応した暫定的な値で出力されてしまう場合 がある不具合を修正しました。(計算上の不具合はありません。) 5. 計算書出力の杭の応力変位算定結果表(4.5表シート)で、杭1本当りの軸力 が割り切れない値の場合、軸力としての表記が 333.333333333333 などと 小さい文字サイズで表示されていたため、セルの表示書式を「標準」から 「少数第1まで表示」に変更しました。同様に、断面2次モーメントの書式 を「標準」から「整数値」に変更しました。 Ver. 3.2.031 2011/8/1 1. 分割した杭の要素内に異なる地層(α,β×E0)が存在する場合の水平地 盤反力係数の算出手順を変更しました。今までは,要素内の地盤定数の加 重平均を求め,この値を用いて水平地盤反力係数を算定していました。今 回の改定では,要素内に存在する地層毎に水平地盤反力係数を求め,この 加重平均を要素の水平地盤反力係数と定義しました。この変更により,変 更前のPEの計算結果と若干の差異が表れる場合があります。 2. 分割杭の詳細設定オプションを新設しました。詳細設定オプションでは次 の5つの項目について、「適用する/しない」を設定する事ができ、適用 する項目の条件に従い分割杭を再分割します。 (1)液状化層と非液状下層の境界(β=1,β<1)で杭を再分割します。 (2)E0の算定方法の境界(試験結果,N値から算定)で杭を再分割します。 (3)土質分類の境界(砂質土,粘性土)で杭を再分割します。 (4)液状化低減係数β値が異なる毎に杭を再分割します。 (5)E0値の値が異なる毎に杭を再分割します。 3. 非線形性シートの水平地盤反力係数グラフ(kh-δ関係)に要素番号を表示 するようにしました。要素番号とは分割杭の番号のことで、1〜分割数で 表されます。この番号によってどの要素を参照しているかが明確にわかる ようになりました。また、この要素が占める深度範囲も同時に表示されま す。 4. 非線形性シートの水平地盤反力係数グラフ(kh-δ関係)に表示されるβ値 を液状化低減係数の意味に変更しました。いままでは地盤と杭の特性値の 意味でした。 5. 杭条件シートの引抜き鋼棒の "全長長さLs" を "全長La" へ表記変更し、 "有効長さLs" との区別を明確にしました。 Ver. 3.2.026 2011/6/6 1. N-MやN-Qデータを取り込んでいるライブラリーファイル(PE_Library.xls) が PE 起動時に必ず更新されてしまう場合がある現象を改善しました。 この現象は PE を Excel2007/2010 で起動した後に Excel2000/2003 で 連続して起動したときに起こります。 ただし、Excel2007/2010 で起動した後に Excel2000/2003 で起動、 または、Excel2000/2003 で起動した後に Excel2007/2010 で起動した 場合はその都度ライブラリーファイルは更新されます。 2. 杭条件シートで引抜き鋼棒の高度な設定を有効にした時のみ表示されてい た「非有効部長さ」列を、有効にしていない時でも常に表示するようにし ました。また、有効にした場合は、有効になっている事を分かりやすくす るために、高度な設定ボタンの下に「高度な設定が有効になっています」 と表示するようにしました。 3. 算定ウインドウや集計操作ウインドウの表示位置を画面中央にリセットで きるようにしました。リセットするにはツールメニューのオプションを開 き、「表示」タブ内の「リセット実行」ボタンをクリックします。 ウインドウがモニター画面外に移動してしまい、ウインドウへのアクセス が不能になった場合の対処方法として機能追加しました。 4. 杭頭回転角の算定結果が暫定的な許容回転角によって NG になった場合は 集計シートや計算書の判定列に "---" を表示するようにしました。 また、集計シートの該当セルにコメントを表示するようにし、その中で 暫定的な許容回転角が分かるようにしました。 Ver. 3.2.022 2011/4/22 PE起動画面、および、ライセンス認証(アクティベーション)ウインドウに PEサポート窓口のお問い合わせ先 ( E-mail : pe@kk-sp.co.jp ) を表示 しました。 Ver. 3.2.021 2011/3/29 計算書の「4.4(2)2)」シート207行目の数式中の誤りを修正しました。 ( fu を ft へ修正しました。 ) Ver. 3.2.020 2011/2/16 1. 地盤条件の土質名入力のメニューに、盛土、砂、腐植土、の3種類を追加 しました。なお、メニューに無い土質名を入力しても問題ありません。 追加後の土質名一覧(メニューでの並び順) ・盛土 ・埋土 ・粘土 ・シルト ・細砂 ・砂 ・砂礫 ・礫 ・ローム ・土丹 ・腐植土 2. 地盤条件の液状化低減係数(β)の表示単位を常に小数点以下2位までにし ました。 Ver. 3.2.018(非公開) 2011/2/14 1. 算定結果で回転角などに NG があった場合でも計算書を出力できるように 改定しました。ただし NG のまま出力開始を行うと注意アラートが表示さ れます。 2. 計算書に地盤変位グラフが一つしか出力されませんでしたが、算定に使用 された地盤データ本数と同じ数のグラフが出力されるようになりました。 3. 計算書の地盤変位グラフの中にN値も表示されているので、説明文章中に 「N値とともに」を付け加え、「杭の応力変位解析に用いた地盤の変位分 布をN値とともに示す。」としました。 4. Ver. 3.2.007で杭条件シートのオートフィルター機能が解除されていまし たが元に戻しました。 5. 地盤条件シート上部の柱状図グラフで、上下の層が同じ土質名の場合は一 つの層としてまとめて表示するようにしました。 6. 地盤条件シート上部の柱状図グラフの幅と凡例幅を調整しました。 7. 地盤条件シート上部のグラフに液状化低減係数(β)のグラフを追加しまし た。また、計算書の地盤条件シートにもこのグラフを出力するようにしま した。 8. 地盤条件シートの項目名で、E0 の 0 を下付き、単位kN/m2 の 2 を上付 きにしました。 9. 応力分布シート、および、計算書の地盤変位グラフで、深度軸の目盛り表 示を整数部のみとしました。(いままでは少数第2まで表示でした。) 10.計算書の地盤条件シートのE0グラフで、目盛りの数値が途中で改行されて しまう場合がありましたが改行されないようにしました。 (たとえば "60000" の文字が、 "600" 改行 "00" となっていました。) 11.ファイル読み込み直後、地盤条件を変更しても、地盤条件シートから他の シートへ切り替えなければ、未算定のままでも計算書が出力できてしまう 不具合を修正しました。 PEでは、条件変更後は算定を行わない限り計算書は出力できません。 Ver. 3.2.007 2011/2/10 1. 引抜き鋼棒のPC鋼棒でA種とC種を混在して設定した場合は算定できないよ うにしました。 2. 引抜き鋼棒にSNR鋼棒も使用できるようにしました。 3. 杭条件シートの「鋼棒数の判定」の列にNGがあるまま算定を行おうとした 場合は注意アラートを表示するようにしました。 Ver. 3.2.004 2010/11/9 1. 杭条件シートや地盤条件シートでコピー&ペーストを行うと、「実行時エ ラー1004」が表示される場合がある不具合を修正しました。 ( Excel2000 ではエラーは出ません。) 2. ファイル読み込み直後に計算書を出力すると、グラフ出力ページの先頭の グラフ(9個中の最初の1個)が深度5mまでしか表示されない不具合を修正し ました。 3. 計算書を出力した後はメニューシートへ戻るようにしました。 Ver. 3.2.001 2010/10/28 1. せん断力の計算に弾性支承上の梁理論解を採用しました。 PE3.1以前では、杭地中部のせん断力Qを、モーメントMと要素長さ(分割 杭長さ)Lから、Q=(Mi+1−Mi)/L として要素の平均せん断力 を算定していましたが、PE3.2 からは要素の上下端におけるせん断力の理 論解を算出するようにしました。これは、PE3.1 で地盤変位を連続的に与 えることが可能になったことで実現しています。 2. 杭頭に傾斜角のある地盤変位を与えたときに,応力変位に誤差が生じる不 具合を訂正しました。*1 3. 杭先端の境界条件をピンもしくは固定とした時に,応力変位に誤差が生じ る不具合を訂正しました。*2 *1,*2:杭頭慣性力のみを取り扱う場合にはこの誤差は発生しており ませんでした。また,地盤変位を自動計算させ,杭先端をフリー(PEのデ フォルト)とした場合,この誤差が問題になることは殆どありませんでし た。 4. 計算書へ出力されていた引抜き対応タイプの許容回転角θa は高支持力既 製杭に対応した暫定的な許容回転角θa でしたので、これを指針の数値が 出力されるように変更しました。( 標準タイプの許容回転角θa は指針の 数値が出力されるようになっていました。) なお、標準タイプや引抜き対応タイプの算定や照査に使われる許容回転角 θa は暫定的な許容回転角θa のままです。 5. Excel2003 で使用している時に、メニューバーの右端にあるツールバーオ プションから「ボタンの表示/非表示」を操作できないようにしました。 Ver. 3.1.014 2010/10/6 地盤変位を逆位相で算定、または、変位分布の手動入力でマイナス値を入 力した場合に、応力分布グラフが正常に表示されない場合がある不具合を 修正しました。 Ver. 3.1.013 2010/10/1 1. PE 以外のエクセルシートなどからコピーしておいたセルデータを地盤条 件シートや杭条件シートへ貼り付ける時に、普通に貼り付け(Ctrl+V等) しても書式を無視して値のみ貼り付けられるように改良しました。 2. 集計シートの一部分のセルだけ文字サイズが大きくなっていたのを修正し ました。 Ver. 3.1.011 2010/9/06 1. 杭諸元、杭N-M図、杭N-Q図、の各ファイルに設定した識別名称の文字数が 24文字を超えた場合にエラーを表示するようにしました。 ただし、チェックが終わっているファイルの識別名称は再検査されません ので、24文字を超えている可能性があるファイルがある場合は、再検査に 引っかかるように、そのファイルを上書保存などで保存しなおしてくださ い。(ファイルの更新日時が新しくなると、PE起動時に自動的に再検査が 始まります。) 2. 算定ウインドウ、集計操作ウインドウ、グラフ操作ウインドウ、が表示さ れない場合がある不具合を修正しました。 この現象は、開発マシンと実行マシンのディスプレイの解像度の違いによ って発生する場合がありました。 また、これらウインドウはユーザーが使いやすい位置に移動して使用しま すが、その表示位置を自動で記憶し、次回 PE 起動時に位置が復元される ようにしました。 Ver. 3.1.009 2010/9/01 地盤データの入力または編集直後に保存しても、保存されない場合がある 不具合を修正しました。 Ver. 3.1.007(非公開) 2010/8/20 1. メニューに「非線形性」を追加し、「杭頭接合部の回転ばね(M-θ関係)」 と「水平地盤反力係数(kh-δ関係)」の算定結果グラフが表示できるよう になりました。水平地盤反力係数では、深度を指定する事もできます。 2. 応力分布グラフにN値も表示するようにしました。地盤変位グラフに重ね て表示されます。 3. 応力分布グラフの各グラフにおいて、X軸の深度表現を明確にしました。 たとえば杭頭レベルが 1m の場合、曲げモーメントグラフの深度は杭頭の 0m からスタートしますが、地盤変位のグラフは杭頭位置である 1m から スタートします。グラフイメージとして見た場合、全グラフの横位置は従 来どおり同一の深度です。 @地盤変位の深度表現では「深さ z (m)」とし、地表面からの深度をあら わします。 A変位y、回転角θ、曲げモーメントM、せん断力Q、の深度表現では、 「杭頭からの深さ zp (m)」とし、杭頭からの深度をあらわします。 Ver. 3.1.004(非公開) 2010/8/10 メニューの名称を次の通り2箇所変更しました。 @「グラフ」を「応力分布」へ名称変更しました。 A「応力チェック」を「断面算定」へ名称変更しました。 Ver. 3.1.003(非公開) 2010/8/10 PE Lite で保存したデータを読み込むとエラーになる場合がある不具合を 修正しました。 Ver. 3.1.002(非公開) 2010/8/6 軸力−許容モーメント相関図、および、軸力−許容せん断力相関図の凡例 文字の表示が欠けてしまったり、相関図を表示しようとするとエラーが発 生してしまう場合がある不具合を修正しました。 この現象はN-MデータやN-Qデータに設定した識別名称の文字数が多い場合 に発生していました。そのため、識別名称としての文字数は最大で24文字 とする制限を設けました。この文字数を超えた場合、超えた部分の文字は 無視されることになります。前バージョンまではルールが明確になってお らず、16文字を超えるとエラーになり表示できませんでした。 例 次の二つの識別名称はどちらも25文字のため、最後の1文字が無視 されますので、PE 上では同じ識別名称として扱われますのでご注 意ください。 S600-SC105-490-t4.5-TYPE1 S600-SC105-490-t4.5-TYPE2 Ver. 3.1.001 2010/6/16 Ver.3.0 からの変更点 応答変位法の算定精度を向上させました。 詳細についてはユーザーズガイドを参照してください。 Ver. 3.0.055(非公開) 2010/6/16 1. 計算書の「4.4(2)3)A」と「4.4(2)3)B」シート10行目の説明文の文字色が 赤で出力されていましたが黒文字にしました。 2. 計算書の「4.5M」と「4.5Q」と「4.5Y」シートのグラフにおいて、先頭の グラフが表示されない場合がある不具合を修正しました。 Ver. 3.0.053 2010/5/13 1. ユーザーズガイド2点更新 @「はじめに」ページに特徴を追加しました。(6番) A「10. 杭条件シート」ページの引抜き鋼棒の配置距離 Ds (mm)の意味が わかりやすくなるように挿絵を追加しました。 2. パイルキャップコンクリートの弾性係数を杭条件シートで設定できるよう にしましたが、その設定値が計算書に反映されず、計算書での係数表記が 常に「弾性係数=21000N/mm2」と表示されていました。設定値が表示され るよう修正しました。 Ver. 3.0.050 2010/4/20 ヘルプメニューの「識別名称の整合検査結果を開く」を、PE 内のウイン ドウで開くようにしました。いままでは、外部ソフトのテキストエディタ (メモ帳など)で表示していましたが、PC環境によっては、外部のソフトが 起動できない場合がありました。 Ver. 3.0.049 2010/4/16 PE Lite で暗号化保存された .peファイルを読み込めるようにしました。 ただし、そのデータを上書き保存したり、別名保存しても、暗号化が解除 された状態で保存されます。現時点では、PE では暗号化保存はできませ ん。 Ver. 3.0.048 2010/4/8 1. PE の設定ファイル ( PE.ini ) が稀にCドライブのルートに保存されてし まう不具合を修正しました。 2. 杭径は少数第一位までが算定結果に影響するように統一しました。少数第 二位以下を入力しても計算上は無視されます。 3. 杭径にφ600.01 やφ600.02 などと入力して杭の種類を区別させる使い方 が可能ですが、区別に有効となるのは、少数第二位から少数第四位までの 三桁というルールで明確にしました。 例1 φ600.0001 〜φ600.0999 の 999 種類は異なる径として集計されま す。ただし、算定上は φ600.0 の同径の杭となります。 例2 φ600.1234 とφ600.12345 は少数第四位まで同じのため、同径とし て集計されます。算定上も φ600.1 として同径の杭となります。 4. 杭条件シートのポアソン比設定のセルの表示上の有効桁数を少数第三位と しました。算定上の有効小数桁数は、Excelに準じたままです。 Ver. 3.0.044 2010/3/16 1. パイルキャップコンクリートの弾性係数とポアソン比を杭条件シートで設 定できるようにしました。全グループ一括設定です。 これまでは、弾性係数=21000N/mm2、ポアソン比=1/6 が内部固定でした。 2. 計算書出力中に PE 以外のソフト等で作業を行うと計算書が正しく出力さ れない場合がありますが、被害が少なくなるよう改善しました。 3. PE 最新版を使用していても、PE 最新版を確認するダイアログが起動時に 毎回表示されてしまう可能性がありましたが、これを修正しました。 Ver. 3.0.041 2010/2/26 1. 算定条件シートに表示されている「基礎重量」の参考値が、杭条件シート のオートフィルターの操作によって変化していましたが、変化しないよう にしました。 2. 計算書を出力する際に、集計シートでオートフィルター機能による抽出を 行っていると、抽出結果での合計値や最大最小値が計算書に反映されてし まう不具合を修正しました。 3. 集計シートでオートフィルター機能による抽出を行ったまま集計を更新し た場合は、オートフィルターがリセットされるようにしました。 4. 集計シートでオートフィルター機能による抽出を行ったまま新規物件の 入力を行うと、抽出されていない非表示行のデータがクリアされません でしたが、クリアされるようにしました。 Ver. 3.0.037 2010/1/13 引抜き対応タイプの算定において、杭頭接合部の短期許容せん断力 Qa の 数値が小さく出力されてしまう不具合修正しました。 Ver. 3.0.036 2009/11/24 計算書の「表4-4 杭の応力変位算定結果」で、ページをまたがる際に表 示される「次ページへ続く」、「前ページの続き」の文字フォントが他の ページと違っていたので統一させました。 また、各表において、「前ページの続き」の下に空白行があったり無かっ たりしていたので、空白行無しに統一しました。 Ver. 3.0.035 2009/11/13 杭種類の集計シートで編集した杭符号を残すために、杭種類の集計シート 全体をExcelファイルとして保存できるようにしました。また、その保存 したファイルから杭符号列のみを読み込めるようにしました。 Ver. 3.0.034 2009/11/13 1. 計算書の応力解析結果の相関関係 (4.6図シート) の杭符号表の継杭名称 が正しく出力されない不具合を修正しました。 2. PEファイルに継杭名称を保存するようにしました。今までは物件毎に個別 に設定した継杭名称は PE の終了と同時に破棄されていました。 Ver. 3.0.032 2009/11/12 計算書「表4-5」応力解析結果にて、杭符号の表示位置がずれてしまう不 具合を修正しました。この不具合が発生するのは、引抜き鋼棒表が表示さ れない場合で、かつ、杭符号を手動で設定している時です。 Ver. 3.0.031 2009/11/5 Windows へ制限ユーザーとしてログオンした場合に発生する恐れのある 不具合を修正しました。※管理者権限ユーザーには影響ありません。 修正内容 保存や読み込み先のフォルダパスの初期値に、管理者権限のあるユーザー しかアクセスできないフォルダが設定されていると、以後、制限ユーザー は保存や読み込みが全くできなくなる現象を修正しました。 Ver. 3.0.030 2009/10/29 計算書内の F.T.Pile構法評定番号の表記誤りを修正しました。 Ver. 3.0.029 2009/10/27 1. 計算書に出力される引抜き鋼棒表の出力条件を次のように改訂しました。 引抜き鋼棒表の出力条件 (1)引抜きタイプが1本でも使用されている時 ・「解析定数一覧」には引抜き鋼棒表が必ず出力されます。 ・「杭材解析結果」にも引抜き鋼棒表が出力されますが、計算書ダイアロ グの設定にて出力をOFFにする事もできます。 (2)引抜きタイプが1本も使用されていない時 ・「解析定数一覧」、「杭材解析結果」、どちらにも引抜き鋼棒表は出力 されません。 2. 杭条件シートに参考として「長期荷重」と「基礎重量」の入力値の合計を 少数切り上げ整数値で表示するようにしました。 3. 算定条件シートにも参考として「基礎重量」の入力値の合計を表示するよ うにしました。 4. 計算書内の杭長表記で、小数部がゼロの場合は整数部のみ表示されるよう にしました。 Ver. 3.0.025(非公開試用版) 2009/10/9 1. 計算書に必ず出力されていた引抜き鋼棒表に出力条件を設定しました。 引抜き鋼棒表の出力条件 @引抜きタイプが1本でも使用されていれば表が出力されます。 A引抜きタイプが1本も使用されていなければ表は出力されません。 B計算書ダイアログ内の設定により強制的に出力をOFFにできます。 2. 計算書出力ダイアログで 2番と 3番のラジオボタンが連動している不具合 を修正しました。 3. 計算書の「表4-2-2」のページへの出力位置が低すぎていたのを調整しま した。 4. 計算書の「表4-3」の行の高さを 11.25 から 13.5ポイントへ変更しまし た。 5. 計算書内の杭長表記の有効桁数を小数点以下一桁に統一しました。 6. 計算書内の応力解析結果検定値表記の有効桁数を小数点以下二桁に統一 しました。 7. 杭条件とN-Mデータがリンクされていない状態で計算書を出力しようとす るとエラーが発生して正常出力できなかった不具合を修正しました。 Ver. 3.0.018 2009/9/25 1. 算定ダイアログに表示される算定結果の不具合を修正しました。 加力方向の「固定」の行で、モーメントの算定結果がNGなのにOKが表示さ れる場合がありました。 2. 計算書の「4.4(2)2)」シート145行目のDsの説明が間違っていたのを修正 しました。 3. 集計シートで加力方向の「固定」は集計できないようにしました。 (繁雑になるため。) 4. 集計シートの項目行を読みやすくなるように改善しました。 5. 計算書の各ページの項目行を読みやすくなるように改善しました。 フォントサイズ等も調整しました。 6. 応力チェックウインドウでのグラフ更新中は、インジケーターを表示する ようにしました。(更新中... ■■■■■□□□) Ver. 3.0.012 2009/9/15 杭条件とN-Mデータがリンクされていない状態で集計シートを更新しよう とするとエラーが発生して正常更新できなかった不具合を修正しました。 Ver. 3.0.011 2009/9/7 1. N-M相関図とN-Q相関図において、表示されているグラフ系列(NM・NQ曲線) の凡例のみを表示するようにしました。不要な凡例は表示されません。 また、グラフ系列が1本の場合は「@」を表示しないようにしました。 2. N-M相関図とN-Q相関図において、目盛線と補助線を調整しました。 目盛り線を破線に変更し、補助線は廃止しました。 3. 計算書の相関図出力方法に「上杭の相関関係図のみ表示する」オプション を追加しました。 4. 地盤条件シートの地盤切り替えタブの文字色を、データの入力状況に応じ て変化するようにしました。データが入力されている場合は青色、入力さ れていない場合はグレー色となります。 5. 計算書の「表4-6」でグループ合計数が空白で出力されていた不具合を修 正しました。 6. データに名前を付けて保存する際のファイル名の初期値に、現在開いてい るファイル名を表示するようにしました。 7. PE最新版の情報をインターネットを通じて自動的に取得し、最新版が公開 されている時には自動的に情報ウインドウをポップアップしてお知らせす る機能を追加しました。 Ver. 3.0.004 2009/9/1 1. 地盤条件シートの地盤変位列の先頭セル(地表面の変位)の値が保存されな い不具合を修正しました。 2. 地盤変位を自分で入力して算定した場合において、算定が正常に終了して いるはずの PEファイルを読み込んでも、算定結果にエラーの表記が出て しまう不具合を修正しました。 Ver. 3.0.002 2009/8/24 計算書の4.6シート(杭材の検定)で、加力方向 RL と LR が同じ値になっ てしまう不具合を修正しました。 Ver. 3.0.001 2009/8/17 Ver.2.1 からの変更点 1. 地盤データが8点まで入力できるようになり、杭の各グループ毎に算定に 用いる地盤データを8点の中から選択できるようになりました。 2. 継ぎ部にて断面性能を変化させる機能を追加し、1グループにつき最大5本 までの継杭が設定できるようになりました。 継杭の設定が可能になり、継杭毎に杭条件を設定できます。 3. N-M相関データを取り込む機能を追加し、曲げモーメント算定結果を照査 することができるようになりました。 ( 検定値=許容モーメント÷算定結果の最大モーメント ) 4. N-Q相関データを取り込む機能を追加し、杭のせん断力算定結果を照査す ることができるようになりました。 ( 検定値=許容せん断力÷算定結果の最大せん断力 ) 5. N-M相関図とN-Q相関図が表示できるようになりました。グラフの中には 算定結果をプロットすることもできます。 6. PHC杭などの特定の杭のみ、せん断力の算定値を1.5倍に割増して照査する ことができるようになりました。 Ver. 2.2.102(非公開試用版) 2009/8/6 ※ 非公開試用版は今回で終了です。非公開試用版はユーザーズガイドの改訂 が整い次第、PE Ver.3 としてリリースいたします。 1. 計算書の「表4-2」の体裁を一部改訂しました。 2. 計算書の「表4-4」の体裁を一部改訂しました。 3. 計算書の相関グラフにせん断割増の注釈が表示されるようにしました。 4. 計算書へ杭符号一覧ページを「表4-3」として追加しました。 これにより、今までの「表4-3」以降の表番号を1つずらしました。 5. 計算書出力ダイアログにて、せん断割増の注釈を ON/OFF できるように しました。 6. 識別名称の整合検査機能の不具合を修正しました。 杭断面諸元、N-Mデータ、N-Qデータの各識別名称の数が不一致の場合に 正しく検査できない場合がありました。 Ver. 2.2.096(非公開試用版) 2009/8/5 計算書が出力できない不具合を修正しました。(Ver. 2.2.091 の影響) Ver. 2.2.095(非公開試用版) 2009/8/4 1. 杭断面諸元、N-Mデータ、N-Qデータの各ファイルで設定されている杭の 識別名称の整合を検査する機能を実装しました。この機能は PE 起動時に 自動的に作動し、検査にはおよそ10秒間かかります。それ以降は杭断面諸 元、N-Mデータ、N-Qデータに変化があるまで作動しません。 検査結果はヘルプメニューの「識別名称の整合検査結果を開く」から参照 するか、検査時に出力されたテキストファイルを開きます。テキストファ イルは PE と同じフォルダにある「識別名称の整合検査結果.txt」です。 2. N-M、または、N-Qデータの取り込みが完了しているはずなのに PE 起動時 に再度取り込み処理が作動してしまう不具合を修正しました。 Ver. 2.2.093(非公開試用版) 2009/7/31 1. 継杭1〜5 の項目名に別名を設定できるようにしました。 設定は、「継杭の別名設定」ダイアログから行います。このダイアログは 杭条件シートの杭種入力付近にある「継杭の別名設定」ボタンから呼び出 します。 継杭1〜5 の項目名は PE を操作する上で今までと変わりなく用いますが 計算書等への出力の際には別名が出力されるため、継杭1〜5 の代わりに 上杭、中1杭、中21杭、中3杭、下杭、のような表現が可能になります。 2. オプションダイアログから 継杭1〜5 の別名の規定値を設定できるように しました。 Ver. 2.2.091(非公開試用版) 2009/7/28 1. 集計シートの種類を2種類に増やしました。今までの集計シートの名前は 「算定結果の集計」へ改名し、新しく「杭種類の集計」シートを追加しま した。 2. 集計操作ダイアログを、2種類の集計シートの操作や切り替えができるよ うにしました。 Ver. 2.2.089(非公開試用版) 2009/7/13 1. 杭N-M図フォルダ、または、杭N-Q図フォルダ内のファイルの名前に半角の イコール文字が含まれているとデータの取り込みが正しく行われないため PE 起動時にフォルダ内を調査し、イコール文字が含まれている場合は警 告ダイアログを表示するようにしました。 2. ヘルプメニューから F.T.Pile構法既製杭協会のホームページを開けるよ うにしました。 Ver. 2.2.087(非公開試用版) 2009/7/10 グラフシートと応力チェックシートのグラフの背景を透明にしました。 今までは白でしたが、シート背景の白とは若干色味が異なっていたため、 同一色になるように透明にしました。 Ver. 2.2.086(非公開試用版) 2009/7/10 1. 計算書の表4-2-1 解析定数一覧で、2ページ目以降の先頭にグループ1の データが表示されてしまう不具合を修正しました。 2. 継杭2以降の許容モーメント、および、許容せん断力が、継杭1の値と同じ になっていた不具合を修正しました。 3. 過去のバージョンで保存した PEファイルには、各グループの E0 が保存 されていないため、再算定しないと計算書に E0 が表示されません。 これに伴い、過去のバージョンの PEファイルを読み込む際には注意を 表示するようにしました。 Ver. 2.2.083(非公開試用版) 2009/7/9 1. 応力チェックシートと計算書の応力解析結果の相関関係 (4.6図シート) で、杭頭固定の場合の相関関係(参考のプロット)の凡例表記を、 「 固定(参考) 」へ変更しました。 2. 計算書の応力解析結果の相関関係 (4.6図シート) で、杭頭固定の場合の 相関関係(参考のプロット)を出力するかしないかを設定できるようにしま した。計算書ダイアログの5番目で設定できます。 Ver. 2.2.081(非公開試用版) 2009/7/9 1. 計算書の表4-2-1 解析定数一覧の上部説明文で、単杭のみ使用した場合 と、継杭を使用した場合で文章を切り替えるようにしました。 (単杭のみ) 杭の曲げ剛性は,深さ方向で一定とし,初期の曲げ剛性を採 用する。 (継杭使用時) 杭の曲げ剛性は,継ぎ杭毎の値を採用する。 2. 計算書の表4-2-1 解析定数一覧に、地盤の弾性係数E0 を出力しました。 3. 計算書の1.4.地盤条件 (1.4シート) の表題の表記を「地盤条件」から 「地盤データ名」へ変更しました。 4. 応力チェックシートと計算書の応力解析結果の相関関係 (4.6図シート) で、杭頭固定の場合の相関関係(参考のプロット)の表示方法を、1グルー プに付き2点(短期変動軸力の最大時の値と最小時の値)プロットするよう に変更しました。 Ver. 2.2.077(非公開試用版) 2009/7/8 1. 計算書への解析定数一覧の出力形式を変更しました。 地盤の情報と杭頭接合部を分離し、「地盤+杭頭接合部」、「継杭1+引 抜抵抗鋼棒」、「継杭2+継杭3」、「継杭4+継杭5」、の4種類のシート で構成されます。 2. 応力チェックシートの数値表の項目名の表記が正しく切り替わらない不具 合を修正しました。 Ver. 2.2.075(非公開試用版) 2009/7/7 1. 計算書の表4-4 応力解析結果 (4.6シート、4.6図シート) の項目名の 「断面位置 部位番号」を「継杭名称」に表記変更しました。 2. 計算書の表4-4 応力解析結果 (4.6図シート) で、1ページ目の継杭が 5本の場合に 2ページ目が空白になってしまう不具合を修正しました。 3. 複数の地盤条件を計算書へ出力する際に、1データ1シートではなく、 1.4.地盤条件 (1.4シート) の中に下方向に連続で出力されるようにしま した。シート枚数を減らすため。 4. 応力チェックシートグラフ内の「固定全プロット」を線で連結しないよう にしました。 5. 応力チェックダイアログ内の「杭の識別名称を選択」ドロップダウンメ ニューの並び順を杭径で昇順するようにしました。 Ver. 2.2.070(非公開試用版) 2009/7/2 1. 杭断面諸元の SC105-490標準性能規格表-01.xls ファイル内の名前定義に 間違いがあり、φ300〜φ1000しか認識しませんでしたが修正しました。 2. 集計シートのオートフィルター機能が使用できなくなっていた不具合を 修正しました。 3. 集計シートで各グループがどの地盤データを使用したのかわかるように、 「柱位置」と「杭頭接合法」の間に「地盤条件」を追加しました。 4. 杭の応力相関グラフで、固定の算定値も全てプロットできるようにしまし た。( 各加力方向と同様のプロットです。) 5. 計算書の地盤条件シートが複数枚出力される場合は、見出を先頭のページ にのみ表示するようにしました。「1.4.地盤条件」 6. 計算書の表4-4 応力解析結果 (4.6シート) で、表のグループ分け仕様を 変更しました。 (修正前)「杭頭接合法、杭種、杭径、継杭本数、各継杭の長さ、の5点が 同じなら同一の表にまとめる。」 ↓ (修正後)「杭頭接合法、杭種、杭径、継杭本数、各継杭の長さ、引抜き鋼 棒の設定値全て、の6点が同じなら同一の表にまとめる。」 7. 計算書の表4-4 応力解析結果 (4.6シート) と、その次の相関グラフシー トで、見出しの表に引抜き鋼棒の設定値を表示するようにしました。 個別に表示していた引抜きの表は廃止しました。 Ver. 2.2.063(非公開試用版) 2009/7/1 継杭が使用可能になったことに伴い、集計シートのしきい深度機能を廃止 しました。 Ver. 2.2.062(非公開試用版) 2009/7/1 1. 算定条件シートの 注2文章から "強制的" を消しました。 (修正前) 〜その位置でも強制的分割されます。 (修正後) 〜その位置でも分割されます。 2. 計算書が最終ページまで出力されない場合がある不具合を修正しました。 3. 固定の算定結果でモーメントやせん断力の照査判定に NG があっても計算 書を出力できるようにしました。また、固定の条件データと算定結果の 不一致、または、固定が未算定の場合でも、警告画面を表示しながら計算 書を作成できるようにしました。 4. 計算書初頭の評定番号を新しい番号にしました。 (修正前) 評定番号:BCJ評定-FD0141-01 (修正後) 評定番号:BCJ評定-FD0141-02 5. 計算書のシート名 4.4(2)2) の式番号の誤りを修正しました。 (修正前) θa=δa / Ds・・・(4.4)式 (修正後) θa=δa / Ds・・・(4.5)式 Ver. 2.2.057(非公開試用版) 2009/6/30 計算書に N-M と N-Q の相関グラフが出力できるようになりました。 表4-4の次のページに、表4-4と同じ体裁で出力されます。 Ver. 2.2.056(非公開試用版) 2009/6/29 計算書の表4-4 応力解析結果 (4.6シート) に継杭のデータが出力できる ようになりました。 Ver. 2.2.055(非公開試用版) 2009/6/24 1. 計算書の水平地盤反力係数khの式に、液状化低減係数βを追加しました。 2. 計算書に複数の地盤データを出力できるようにし、データを区別できるよ うに、地盤データ名も表記されるようにしました。 3. 計算書の解析結果グラフ(図4-4、図4-5、図4-6)と解析値の表(表4-3)の 順番を入れ替えました。 4. 計算書の表4-2 解析定数一覧 (4.4(2)3)Aシート) に継杭のデータが出力 できるようになりました。 Ver. 2.2.051(非公開試用版) 2009/6/22 1. 杭断面諸元、杭N-M図、および 杭N-Q図ファイルに Fc105 のファイルを 追加しました。また、以前のデータは Fc85 として区別できるように 名前を変更しました。 2. 引抜き鋼棒の「有効長さ」を「長さ」へ名称変更し、実長さを入力する よう仕様を変更しました。初期値は 700mm が代入されます。 プログラム内部では 20mm 差し引いて計算されます。 なお、以前の PEファイルを読み込むと、自動的に 20mm 加算されて読み 込まれます。 3. PE1のファイルを読み込んだ時に地盤データが読み込めない不具合を修正 しました。この不具合は Ver. 2.2.036 から発生していました。 4. 複数の杭グループへそれぞれ異なる地盤変位を与えた時に、杭頭変位が 同じにならない不具合を修正しました。 5. 単一モード廃止しました。単一モードと同等の算定をするには、長期荷重 のみ入力し X-RL方向のみを算定することで同等の結果となります。 以前の単一モードで保存したPEファイルを読み込むと、「検討用軸力1」 が「長期荷重」として読み込まれます。 Ver. 2.2.045(非公開試用版) 2009/6/18 算定条件シートの「地盤変位の原点」を 2(杭先端)に設定して算定を行う と実行時エラーが発生して算定できなくなる不具合を修正しました。 Ver. 2.2.044(非公開試用版) 2009/6/18 杭頭レベル+杭長が、地盤データの最終深度内に納まっているかを判定す る処理(算定開始直前や「条件データをチェック」ツールなど)において、 地盤データと杭条件グループの対応を無視してエラー判定を行っていまし たがこれを修正しました。 不具合例 : 地盤データの1番が杭グループ1に使用されていなくても、 地盤データ1番の最終深度と杭グループ1の杭長が照合されていました。 Ver. 2.2.043(非公開試用版) 2009/6/17 1. 地盤条件シートの液状化低減係数βを、0より大きい値〜1以下に入力制限 しました。 2. 地盤条件シートに表示されている地盤データしかエラー判定されなかった 不具合を修正しました。 3. 杭条件シートで使用されている地盤データのみエラー判定するようにしま した。たとえば、地盤データ2 にデータを入力しても、その地盤データ2 がどのグループにも使用されていなければ、地盤データ2 にエラーがあっ たとしてもエラー判定されません。 4. 地盤データ1番 〜 8番全てが、メニューシートのデータ識別符号へ反映さ れるようになりました。 5. PEを初期化しても地盤条件の地盤データ名とメモが消えなかった不具合を 修正しました。 6. PEファイルを読み込んでも、地盤条件シートのタブの名前がデフォルトの ままになっていた不具合を修正しました。 7. 相関グラフに固定で算定した場合の値が必ずプロットされてしまう不具合 を修正しました。 Ver. 2.2.036(非公開試用版) 2009/6/11 1. 複数の地盤データを入力できるようにし、各グループ毎に使用する地盤 データを選択できるようにしました。 2. 地盤条件シートで、深度または層厚を入力した時にβが空白ならば 1 が 自動的に入力されるようにしました。 3. 地盤条件シートで、βを空白にしたまま算定を開始してもエラーメッセー ジの中にβの単語が入っていませんでしたが修正しました。 4. グラフ操作ウインドウにあった「相関図」タブを、「応力チェック」ウイ ンドウとして独立させ、シート切り替えボタンに追加しました。 5. グラフ操作ウインドウに「変位グラフ選択」タブを追加し、計算書へ変位 グラフを9個まで出力できるようにしました。 6. 相関図グラフシートの下に表示されている「固定」の表から、始点と終点 を排除しました。 7. 相関図グラフには算定データがあるものだけを表示するようにしました。 ( 固定の計算をやっていない時にゼロがプロットされていた。) 8. 杭条件シートで、「引抜きタイプ」を選択した時に、その時点で有効長さ が空白ならば 680 が自動で入力されるようにしました。また、下限値を 600mmに変更しました。 9. 集計表やグラフなどの計算結果シートは編集できないようにしました。 ( コピーして別のExcelブックへ貼り付ける事は今までどおり可能です。) Ver. 2.2.027(非公開試用版) 2009/6/3 1. 杭種選定ダイアログから杭条件を代入すると、ヤング係数の下一桁が消え て代入される不具合を修正しました。(Ver.2.2.025での不具合です。) 2. 継杭を使用している場合でも、従来通りの計算書を出力できるように仕様 変更しました。ただし、計算書には上杭の情報しか記載できません。 Ver. 2.2.025(非公開試用版) 2009/5/29 1. PHC杭のせん断力1.5倍割増照査機能において、PHC杭かどうかを判定する 機能を排除し、各杭について 1 か 1.5 を手動で入力するよう仕様変更 しました。(Ver.2.2.023の3番を仕様変更) ただし、簡単に入力できる支援策として、杭種選定ダイアログから 1 か 1.5 を入力できるように機能追加しました。この機能を使用するには、 事前に杭断面諸元ファイルのシートにせん断割増用の列を挿入し、1 か 1.5 を設定しておきます。 2. 地盤条件シートに「液状化低減係数β」列を追加し、E0 の係数を設定で きるようにしました。E0 = E0×β として算定されるようになりました。 Ver. 2.2.023(非公開試用版) 2009/5/8 1. 集計シートの項目名で、杭種1、杭種2、杭種3、杭種4、杭種5 をそれぞれ 継杭1、継杭2、継杭3、継杭4、継杭5、へ変更しました。 2. 杭条件シートのオートフィルター機能で、選択リストの幅がセル幅と同じ 大きさになってしまう(小さくなってしまう)不具合を修正しました。 3. PHC杭のせん断力の応力算定値は1.5倍に割増してから表示や照査を行うよ うにしました。1.5倍に割増してから表示されるのは、集計シート、相関 グラフ、算定ウインドウの算定結果情報です。 PHCかどうかの判定は、杭条件シートの「杭種名称」の文字列内に "PHC" または "phc" の文字列が含まれているかどうかで判断されます。 4. 回転角照査で NG 判定が出た時は計算書を出力できないようにしました。 5. ヘルプメニューから表示できる評定書を新しい評定書に切り替えました。 Ver. 2.2.018(非公開試用版) 2009/4/10 1. 計算書「表4-2 解析定数一覧」の初期回転剛性 K0 列に間違いがありま した。最後に算定した K0 値を表示するようにプログラムされていまし たが、通常は杭頭固定の算定を最後に行うため、杭頭固定で算定した時の K0 値が表示されていました。必ず、X-RLを算定したときの K0 値を表示 するように修正しました。 2. 杭条件シートの項目名で、「杭分割数」を「継杭本数」へ変更しました。 また、杭種1、杭種2、杭種3、杭種4、杭種5、をそれぞれ 継杭1、継杭2、 継杭3、継杭4、継杭5、へ変更しました。 3. 継ぎ杭の本数設定に応じて、不要な継ぎ杭の設定部はグレーで表示される ようにしました。 4. 継ぎ杭を2本以上に設定した場合は計算書の出力機能を使用できないよう にしました。 5. N-Q相関図グラフを表示した時のグラフの右側に空白が出来ないようにし ました。 6. 継杭の設定が可能になった事に伴い、集計シートに継杭数(杭1本当)と継 杭数(1グループ当)の項目を追加しました。(2列追加しました。) 7. PE 起動中に PEライブラリー(N-M相関データやN-Q相関データ)のエクセル アイコンが Windows のタスクバーに表示されないようにしました。 8. 算定中の各加力方向の算定が完了した時点でのモーメントとせん断力の 照査結果が算定ウインドウに表示されるようになりました。 これに伴い表示項目が増えたため、今回のバージョンから照査結果の表記 文字を省略文字に変更しました。 「回転角」を「θ」へ変更しました。 「せん断力」を、「pQ」へ変更しました。(パイルキャップのせん断力) 「M」を追加しました。(モーメント) 「Q」を追加しました。(杭体のせん断力) Ver. 2.2.010(非公開試用版) 2009/3/24 N-Q相関データを取り込む機能を追加し、集計シートにてせん断力算定 結果の照査が可能になりました。また、簡易的にグラフシートにて相関 グラフが描画できるようになりました。 Ver. 2.2.006(非公開試用版) 2009/3/10 1. ユーザーが自由に作成できるN-M相関データの保存フォルダを新設しまし た。フォルダ名は「杭N-M図」です。このフォルダの中にN-M相関データを 保存できます。 ファイル形式: エクセル ファイル名 : 任意 保存可能数 : ファイル数は無制限。ただし、全てのファイルの杭デー タの合計を3万データ以下にしてください。 2. N-M相関データなどの取り込み先として、PEライブラリーというファイル を新設しました。ファイル名は PE_Library.xls です。 現時点ではPEライブラリーを意識する必要はありません。 3. N-M相関データを取り込む機能を追加し、集計シートにて曲げモーメント 算定結果の照査が可能になりました。また、簡易的にグラフシートにて 相関グラフが描画できるようになりました。 Ver. 2.2.003(非公開試用版) 2009/1/19 継ぎ部にて断面性能を変化させる機能で、継ぎ部境界のせん断力の値が大 きくなる不具合を修正しました。 Ver. 2.2.001(非公開試用版) 2009/1/8 継ぎ部にて断面性能を変化させる機能を追加し、1グループにつき最大5本 までの継杭を設定できるようにしました。各継ぎ杭毎に、径・長さ・断面 性能を設定できます。 ただし、継ぎ杭を2本以上に設定しても計算書出力には反映されません。 Ver. 2.1.032 2009/7/8 1. 計算書初頭の評定番号を新しい番号にしました。 (修正前) 評定番号:BCJ評定-FD0141-01 (修正後) 評定番号:BCJ評定-FD0141-02 2. 計算書のシート名 4.4(2)2) の式番号の誤りを修正しました。 (修正前) θa=δa / Ds・・・(4.4)式 (修正後) θa=δa / Ds・・・(4.5)式 Ver. 2.1.030 2009/1/17 開発履歴 Ver. 2.1.029 の 1. で追加されたオプションに対応した計算書 を出力できるようにしました。また、杭頭接合法を「標準タイプ」に設定 した時の許容回転角の表記を設計指針のとおり 20.0×10^-3rad へ戻しま した。 (照査に用いる許容回転角はそのままです。20.0×10^-3rad 以下です。) Ver. 2.1.029 2008/12/22 1. 算定条件の入力シートで、地盤非線形 NS の設定値に、「 2 = 杭と地盤 の相対変位が 1cm までは考慮しない ( kh0で一定 )、1cm を超えたら考 慮する ( 基礎指針に準ずる )」を設定できるようにし、この通りの算定 が行えるようになりました。 2. 計算書「表4-2 解析定数一覧」の水平地盤反力係数Kh列に間違いがあり ました。最後に算定した kh値を表示するようにプログラムされていまし たが、通常は杭頭固定の算定を最後に行うため、杭頭固定で算定した時の kh値が表示されていました。必ず、X-RLを算定したときの kh値を表示す るように修正しました。 3. 引抜きタイプを選択しているグループの許容モーメントMa(kN・m) が 0 より大きい値になっているかをチェックするようにし、Ma が 0 未満の場 合は算定を開始できないようにしました。 ※ 0 未満では収束しない可能性があるためです。 ※ Ma=0.375・ag・ft・Ds+0.5・N・Ds 4. 計算書の地盤変位分布図に、グループ1の杭頭から杭先端までの深度分し か表示されない不具合を修正しました。必ず地盤データの地表面から最終 深度までの地盤変位を表示するようにしました。 Ver. 2.1.025 2008/12/4 1. 算定条件シートの「杭の分割ピッチ」で 4(自分で設定)を選択した場合、 基本ピッチに極端に小さい長さ(1ミリ以下)でも入力可能になっていまし たが、最小値を暫定的に 0.25m としました。 2. 算定条件シートの「杭の分割ピッチ」について、PE内部でのピッチの扱い 方についての説明をユーザーズガイドの「11.算定条件シート」へ記載し ました。 ※インストールについて 今回のバージョンより、上書きインストールが可能になりました。 バージョンアップを行う場合、今までは一旦アンインストールを行う必要が ございましたが、その操作は不要となりました。 Ver. 2.1.023 2008/11/28 主に、Ver. 2.1.016特有機能についての不具合を修正しました。 1. 計算書の表記式で kh0 の 0 が抜けていたのを修正しました。 2. Ver. 2.1.015にて、計算書の解析定数一覧に、水平変位量が収束した 時の kh 値を、列を追加して表示するようにしましたが、kh0 一定で 算定させた場合にも列が追加されてしまいました。kh0 一定で算定さ せた場合は、従来どおり kh 値を表示しないように修正しました。 3. グラフシートの要素表ヘッダーのグループ番号と加力方向の名前の位 置を入れ替えました。 4. 深度、層厚、変位深度の表示を少数第二位までにしました。 5. 計算書に引抜き鋼棒の表を挿入する指示をしても挿入されない場合が ある不具合を修正しました。 6. PEで計算させた地盤変位を考慮した場合は、計算書の地盤変位分布図 に「地盤の非線形性 ( G/G0−γ,h−γ関係 ),密度ρ,Vsは, 1.4.地盤条件を参照。」の文章を追加しました。 7. ユーザーが入力した地盤変位を考慮した場合は、計算書の地盤変位分 布図に入力値も表示するようにしました。 Ver. 2.1.016 2008/11/15 計算書の杭の曲げモーメント分布の一例と、杭のせん断力分布の一例に、 無意味なグラフがまぎれて表示される場合がある不具合を修正しました。 Ver. 2.1.015 2008/11/12 1. 計算書の杭の応力変位算定結果表で、指定した深度の上部と下部それぞれ のモーメントとせん断力の最大値を表示できる書式を追加しました。 従来書式と、今回の追加書式のどちらを使用するかは、「計算書出力」 ダイアログの中の3番で指定します。 2. 計算書の水平地盤反力係数ページにkhグラフを表示するようにしました。 3. 計算書の解析定数一覧に、水平変位量が収束した時の kh 値を表示するよ うにしました。 4. ユーザーズガイド「9. 地盤条件シート」の "建築学会モデル" の説明に 建築学会式と参考物件を記載しました。 5. 平成20年7月24日に社団法人コンクリートパイル建設技術協会が発行した 「PHC杭の断面諸元表の改訂について」の基礎構造設計マニュアル建築編 に基づき、PHC標準性能規格表.xls を改訂しました。 (φ700 とφ900 の数値の一部) 6. 加力方向の名前を初期値 ( X-RL , X-LR , Y-RL , Y-LR ) から別の名前 に変更しても、計算書の 1.3、4.5M、4.5Qシートに反映されていなかった 問題を修正しました。 7. 計算書.xls の 4.6(2)シート内の式(下から6行目)の表記ミスを修正しま した。 修正前 → τa=1.5×Fc/30 かつ (1.5×0.49+Fc/100) 以下 修正後 → τa=1.5×Fc/30 かつ 1.5×(0.5+Fc/100) 以下 8. 地盤条件の入力行数を100行へ増やしました。標準貫入試験1mピッチ×100 回分の入力まで対応できるようになりました。今までは30行でした。 Ver. 2.1.008 2008/10/21 1. 許容回転角を高支持力既製杭にあわせました。 (許容回転角の求め方は、2008年10月時点での暫定版です。) 軸力等から許容回転角を決定しますので、同じ杭でも加力方向によって 許容回転角が変わります。そのため、今まで杭条件シートに自動で表示さ れていた許容回転角は廃止いたしました。許容回転角は集計シートで確認 できます。 2. PEの保存フォーマットを一部変更しました。 今までは各グループに一つの許容回転角でしたが、PE2.1 からはグループ 内でも加力方向によって許容回転角が異なるためです。 3. 許容回転角が変わり、照査基準が変更になりましたので、前バージョンと 区別するためにバージョンを2.1 ( PE2.1 ) とし、アイコンでも版を区別 できるようにしました。 Ver. 2.0.041 2008/5/26 1. 計算書の表記式で kh0 の 0 が抜けていた。 2. グラフシートの要素表のヘッダーにグループ番号を表示させるようにしま した。( PE2 へのバージョンアップ時に非表示としましたが、要望により 復活させました。) Ver. 2.0.038 2008/3/17 集計シートに表示される「地中部最大モーメント」が、ある特定の条件で 算定させた場合に杭頭のモーメントが表示される場合がある不具合を修正 しました。(通常の一般的な算定では正常表示でした。) Ver. 2.0.037 2008/2/22 主に、PE2 初リリース後に寄せられた、PE2 特有機能についての不具合を 修正しました。特に、計算書の出力において、体裁、単純な表記ミス、 などを修正しました。詳細については下記のとおりです。 なお、算定にかかわる不具合ではありませんので、計算書を出力しない場 合には問題ありません。 1. 集計シートに「パイルキャップ最小へりあき寸法」のX方向とY方向 を追加しました。 2. 杭条件シートにExcelのオートフィルター機能を追加しました。 また、集計シートと同様に、フィルターの解除ボタンも追加しまし た。これにより、「全グループの杭径だけを先に入力し、その後、 同じ杭径毎にフィルターを掛けてから入力の続きを行う。」などの 入力も可能になりました。 3. 杭条件シートにおいて、「杭種名称」列を左寄せ表示にしました。 4. 杭条件シートにおいて、引抜き鋼棒の「合計数」が1〜250グループ までの本数しか積算していなかった不具合を修正しました。 5. 杭条件シートのウィンドウ枠の固定位置を、ツールメニューのオプ ションから変更できるようにしました。「固定や分割をしない」、 「柱位置で固定」、「杭頭接合法で固定」、「ウインドウの分割位 置を手動で調整」の四種類から選択できます。 今までは「柱位置で固定」のみでした。 6. パイルキャップのせん断力照査を行わない場合は、計算書の出力に おいて、「4.6(2)」シートと「4.6.(2)表」シートを出力しないよう にしました。 7. ヘルプメニューから PE ホームページを開く際、必ず新規でブラウ ザが起動されて表示するようにしました。 今までは、その時閲覧していたブラウザに割り込む形で表示してい ました。 8. データファイル( .peファイル )を読み込んでも、メニューシートの 「算定結果情報」のセルのコメントが「情報はありません」となっ ている不具合を修正し、算定を行った日時が正しく表示されるよう にしました。 9. PE2 インストール時に作成されるデフォルト杭断面諸元ファイルを CPRC標準性能規格表.xls PHC標準性能規格表.xls SC標準性能規格表.xls の三つのファイルに増やしました。 10.杭種選定ダイアログ内のデータシート表で、各データ列の幅の初期 値を、データ列内の最大文字数の幅にしました。 11.データを初期化しても、集計シートのタイトルやグループ数などの 項目に前回の値が表示されたままになっている不具合を修正しまし た。 ■以下、計算書の「4.3」シートにおいて 12.37行目に、"*1 日本建築センター:BCJ評定-FD0141-01" の文章を を追加しました。 ■以下、計算書の「4.4.(2)2)」シートにおいて 13.24行目へ、式 "A=1/K0,B=1/Mmax" を移動しました。 14.30,31行目の文章の先頭位置を上の文章と同じ位置にしました。 15.31行目の文章を "杭頭接合部の最大抵抗モーメント(kN・m)" に訂正 しました。 16.66行目の文章を "A初期回転剛性K0の設定方法" へ訂正しました。 17.144,146行目の文章の先頭位置を上の文章と同じ位置にしました。 ■以下、計算書の「4.4.(2)3)」シートにおいて 18.「初期回転剛性」列と「最大抵抗モーメント」列において、杭頭接 合法が "標準タイプ" および "引抜きタイプ" 以外の場合は、数値 ではなく "-" (ハイフン)を表示するようにしました。 19.「パイルキャップ最小へりあき寸法」列をなくし、列幅を調整しま した。(この列は、下記 24. へ移動しました。) ■以下、計算書の「4.6」シートにおいて 20.「1本当の軸力」、「杭頭モーメント」、「地中部最大モーメント」 「地中部最大モーメント深度」、「杭頭せん断力」の最小値が表示 されていなかった不具合を修正しました。 21.杭頭接合法が "剛接合タイプ" の場合、「固定度」にはハイフンを 表示するようにしました。 22.「引抜き鋼棒( 杭1本当たり )」の表がページ最下部に出力される際 に、その次のページにも項目だけが表示されてしまう不具合を修正 しました。 23.各杭径表の出力順を、昇順か降順で指定できるようにしました。 ■以下、計算書の「4.6(2)」シートにおいて 24.体裁、フォント、行間などを「4.3.(2) 杭体の応力検定」のページ にあわせました。 ■以下、計算書の「4.6(2)表」シートにおいて 25.「パイルキャップ最小へりあき寸法」列を追加し、列幅を調整しま した。(この列は、上記 18. からの移動です。) 26.「1本当の軸力」と「杭頭せん断力」の最小値が表示されて いなかった不具合を修正しました。 27.一つの表の途中で改ページされている時に、次のページの項目が 正しく表示されていなかった不具合を修正しました。 28.出力オプションで、「杭頭接合法別に分類する」、「杭種別に分類 する」の ON/OFF スイッチにかかわらず、表のタイトルに杭頭接合 法や杭種別名が表示される場合がある不具合を修正しました。 ※表の分類自体は正しく行われていました。 29.各杭径表の出力順を、昇順か降順で指定できるようにしました。 Ver. 2.0.008 2008/2/1 大幅な改訂により、Ver.1からVer.2へバージョンアップしました。これに 伴い、今後、今までのPEはPE1、Ver.2はPE2の呼び名で区別されることが あります。主な改訂内容は次の通りです。 1. 杭条件の入力方向を縦方向に改め、さらに、入力できるグループ数を 2000 に拡大しました。 2. 計算書が出力できるようになりました。 3. 4方向の加力方向(X方向のRとL、Y方向のRとL)の短期変動軸力の入力 が可能になり、固定を含めた5通りを一括で算定できるようになりま した。 4. パイルキャップコンクリートの設定入力が可能になり、せん断力の 照査も行えるようになりました。 5. 4方向の一括算定中に、杭頭の回転角、および、せん断力判定の OK または NG が表示されるようになり、NG の場合は算定終了を待たず に中止させることが可能になりました。 6. 地中部モーメントとせん断力の出力において、しきい深度をユーザー が指定できるようになりました。算定終了後にしきい深度を可変でき ます。 7. 全水平力の入力で、せん断力、基礎梁重量、せん断係数が個別に入力 できるようになりました。これらの入力値は計算書の出力にも反映さ れるようになりました。 8. 算定時の杭の分割方法を設定できるようにし、分割長を長くすること で、算定時間の短縮が可能になりました。 9. 杭断面諸元をあらかじめ登録できるようにし、その中から指定した 値を簡単に呼び出せる機能を追加しました。 10.2007年6月の建築基準法改正(告示548号)にならい、地盤の非線形性を個々 の建築物の土質試験結果(G/G0,h-γ)からも設定できるようにしました。 また、次善の策となる地盤の非線形特性回帰式も利用できるようにしまし た。 11.地盤応答解析プログラムなどによって求めた地盤の変位分布を入力できる ようにしました。 12.プログラムの改善により処理速度を向上させました。( 1.5倍〜5倍 ) 注意:PE2 と PE1の算定結果には演算精度による微少な誤差があります。 Ver. 1.0.019 2007/6/21 集計シートのオートフィルタ機能および「最大/最小」ボタンが正しく機能 していない不具合を修正しました。 Ver. 1.0.018 2007/5/28 1. 杭条件シートの「グループ番号」行の下に「柱位置」行を追加しました。 これは、各グループの名前に相当するもので、判別しやすいように自由な 文字列を入力できます。算定には全く影響しません。 2. 集計シートの「グループ」列の後ろに「柱位置」列を追加しました。 杭条件シートの「柱位置」行に入力した文字列がそのまま表示されます。 3. 集計シートの「回転角の判定」列(最終列)で、"NG" のセルは目立つよう に赤で表示されるようにしました。 4. Windows の所属グループで「 Power Users 」権限のユーザーでもご利用 可能になりました。 ・インストール作業は「 Administrator 」権限ユーザーのみ行えます。 ( PE*****.msi ファイルの実行 ) ・アクティベーション作業と通常の使用は「 Power Users 」権限のユー ザーでもご利用可能です。 ・一部の制限がありますが、「 Users 」権限のユーザーも通常の使用が 可能です。制限 = PE.ini ファイルでの設定が出来ません。 Ver. 1.0.014 2007/4/25 1. 集計シートの「杭長」列の前に「杭頭レベル」列を追加しました。 2. 算定処理終了直前の集計シートの書き出し処理速度が速くなりました。 Ver. 1.0.012 2007/4/24 アプリケーションタイトルバーに、現在使用中の .PE ファイル名を表示 するようにしました。 Ver. 1.0.011 2006/12/05 ヘルプメニュー内に「Web 最新版ダウンロード(D)」メニューを追加しま した。今後、PE の最新版はこの機能を使用してユーザー自身でダウンロ ードを行って頂く予定です。 Ver. 1.0.010 2006/11/28 1. 地盤条件入力シートで、E0に 0 を入力してもエラー検出されないまま算定 処理が開始されてしまう問題を修正しました。 2. 杭条件入力シートで、引抜き鋼棒の合計数表示の計算に、杭本数を考慮す るように修正しました。また、杭頭接合法が「引抜きタイプ」以外に設定 されているグループの引抜き鋼棒数は合計にカウントしないようにしまし た。 Ver. 1.0.008 2006/8/29 1. 杭条件入力シートで、杭頭レベルにマイナス値を入力してもエラー検出 されないまま算定できてしまう問題を修正しました。 2. 算定完了後に条件を変更しても、メニューシートを開かないまま算定ウ インドウを起動すると「算定は完了しています」と表示される問題を修 正しました。 3. メニューバーの [ファイル(F)] - [新規作成(N)] のコマンド名を、 [データの新規入力(N)] に改名しました。 4. 今回のバージョンから設定ファイル ( PE.ini ) を採用しました。 今後、設定ファイルによって PE の初期設定が行えるようになります。 このファイルは PE.xls と同じフォルダ内へ自動で作成されます。 5. 算定を行うと、「データの読み込み/データに名前を付けて保存」の フォルダ位置が PE.xls と同じ位置にリセットされていましたが、これ を、設定ファイル ( PE.ini ) により、フォルダ位置をユーザーによっ て設定できるようにしました。 ※今回より、フォルダ位置の初期値を次のように設定しました。 PE起動時のパス位置 = 前回起動時の最終アクセスパスをカレントに設定 PE使用中のパス位置 = 最終アクセスパスをカレントに設定 6. ヘルプメニューから PEユーザーズガイド.pdf を開けるようにしました。 Ver. 1.0.002 2006/4/3 1. ソフト起動時のタイトル画面を作成しました。 2. メニューバーの [ヘルプ(H)] に、本ソフトの開発履歴とQ&Aを表示す るためのメニューを追加しました。表示はインターネット経由で次のウ ェブサイトを表示します。 開発履歴: http://www.kk-sp.co.jp/soft/pe/history.txt Q&A: http://www.kk-sp.co.jp/soft/pe/question.txt ※インターネットへ接続できていない場合は表示できません。 ※本ソフトからは一切の個人データ等を送信しません。 3. 「このソフトについて」ダイアログ内の表記を一部修正しました。 Ver. 1.0.001 2006/3/31 正式配布版初のバージョン